せどりには簡単に帳簿管理ができる会計ソフトの導入が必須です。
せどりでも簡単に稼ぐことができるせどりでは多くの場合確定申告が必要になります。
確定申告は義務なので、申告漏れになれば脱税したことになってしまいます。
確定申告するためには日々の帳簿記帳が必要ですが、物販の帳簿管理が売上・経費の発生する場面が多く記帳が大変です。
手書きで帳簿管理をしている人、また帳簿をつけていない人は会計ソフトを導入してください。
本記事の内容
- せどりに会計ソフトが必要な理由
- クラウド型会計ソフトがオススメ
- オススメの会計ソフト
会計ソフトを使えば会計業務を効率化することができます。
さらにクラウド型会計ソフトなら多くの作業が自動化できるため、せどりに取り組む方には大幅な時間削減が見込めます。
クラウド型会計ソフトを使うことでせどりに充てる時間を確保できるので、ぜひ導入を検討してください。
本記事でオススメのクラウド型会計ソフトとその理由について解説していきます。
せどりにオススメの会計ソフト
はじめてでも安心のサポート体制 マネーフォワード クラウド確定申告目次
せどりに会計ソフトは必須!
せどりでも会計ソフトを使った方がイイです。
せどりには会計ソフトなんか必要無いと思うかもしれませんが、せどりでも確定申告が必要な売上を得るのは簡単です。
確定申告には売上を日々管理しておく必要があるため、時間の無いせどりなら会計ソフトを使って時短する必要があります。
時間確保が難しいせどりだからこそ、時間を効率的に使って仕入れに使う時間を確保するためにも会計ソフトの導入は必須です。
せどりでは売上・経費の管理が大事
せどりでは管理しなければいけない売上、経費の件数が非常に多くなります。
Amazonやメルカリなどの販売プラットフォームを利用しているなら、商品を販売するたびに手数料が発生し、売上が増えれば増えるほど管理項目は増えていきます。
数が多いからといって適当な管理をしていると利益管理ができないし、確定申告の申告書作成で苦労することになります。
せどりでも確定申告が必要になる
せどりでも年間利益が20万円を超えると確定申告が必要です。
せどりで利益を得るのは難しいと考えがちですが、やってみると20万円という数字を超えるのは簡単です。
始めたばかりで、確定申告が必要かどうかわからない場合でも帳簿をつけておくことをオススメします。
確定申告は年間利益20万円を超えなければ申告の必要はありませんが、せどりで利益が出ている場合は増えた所得分の申告は必要です。
手書き帳簿管理はオススメしない
お金をかけたく無いからといって手書きでの帳簿管理はオススメしません。
Youtubeやブログアフィリエイトなどの場合は売上や支出の件数が少なく管理がしやすいのですが、せどりではさまざまな箇所でお金の受取り・支払いが発生するので手書きでの帳簿管理は大変です。
あなたがもしAmazonを販路に商品を販売しているなら、取引1件あたりの仕訳する項目の多さで困ること間違いありません。
Amazon販売1件で記帳する項目
- 売上代金
- カテゴリー成約料
- 販売手数料
- 出荷作業手数料
- 在庫保管手数料
Amazonならこれらを商品を販売するごとに記帳していく必要があります。
せどりなら販売以外にも仕入や輸送など、販売意外にもさまざまな取引を仕訳しなければいけませんが、それらを全て手作業で行うのは現実的ではありません。
消費税課税事業者になる可能性あり
売上1,000万円を超えると消費税の課税事業者になり、消費税を納税しなければいけません。
せどりで1,000万円を超えることは無いと思われるかもしれませんが、副業であっても順調に取り組んでいけば売上1,000万円を超えることも可能です。
月の売上で見ると83万円です。
利益ではなく売上が基準となるので物販の場合はせどりでも超えられるラインになります。
1,000万円を超えたからといってすぐに消費税を納めるわけではありません。
消費税の課税事業者は売上高1,000万円を超えた年を基準期間として2年後から消費税を支払うようになります。
例として、2021年に売上高1,000万円を超えた場合、2023年の確定申告の際に消費税を納税する必要があります。
管理が楽で業務効率化にもなるクラウド型会計ソフト
せどりなら会計ソフトを使って会計業務の効率化をする必要があります。
会計ソフトの中でもクラウド型会計ソフトがオススメです。
クラウド型会計ソフトは多くの業務を自動化して処理できるので、せどりのように時間のない方に最適です。
会計ソフトにはインストール型とクラウド型がある
会計ソフトは大きく2種類に分類できます。
- インストール型会計ソフト
- クラウド型会計ソフト
インストール型会計ソフトの特徴
インストール型会計ソフトはPCに直接インストールして使用します。
パッケージまたはダウンロードでの買い切りになるので、出費を抑えて利用することができます。
自動取得や仕訳などの機能はなく仕訳ごとに手入力が必要になります。
クラウド型会計ソフトの特徴
会計ソフトのWEBアプリにログインして利用するため、データをインストールしたりバックアップする必要がありません。
連携した銀行口座やクレジットカード情報を自動取得し仕訳情報を作成することができます。
サブスクリプションサービスのため、毎月利用料が発生するため使い続ければ費用が嵩みます。
せどり
せどりなら自動化して会計業務に充てる時間が削減できるクラウド型会計ソフトがオススメ。
一度自動仕訳の強力さを知ってしまうと、手入力しなくてはいけないインストール型は使えない。
ほぼ全ての会計業務が自動化できる
クラウド型会計ソフトなら会計業務の多くを自動化できます。
自動化できる会計業務
- 銀行取引・クレジットカード支払い情報の自動取得
- 取引情報の自動仕訳
- 収支レポートの作成
- 確定申告書類の作成
ネット経由で取得できる取引情報はほぼ自動取得可能。
AmazonやYahooショッピングなどWEB上で販売していれば、売上の自動取得・自動仕訳までしてくれるので、せどりをしていれば会計ソフトが必須になるのは間違いありません。
現金で支払ったものも、レシートをスマホで撮影し仕訳できるアプリもあります。
売上管理から帳簿記帳、確定申告書類まで対応
会計ソフトを使うと帳簿作成から確定申告書の作成まで自動化することができます。
事前に銀行口座やクレジットカード情報、利用しているWebサービスを登録すると自動でデータを取り込み、帳簿記帳もしてくれます。
1年分のデータ集計が済めば確定申告書類を自動生成することができ、プリントアウトして提出するだけで終わります。
確定申告の計算は自分でしなくてはいけないので、手作業で申告をする場合には、所得税の申告額を1から自分で計算しなくてはいけません。
膨大な量の取引件数を自分で計算するのは現実的ではありません。
せどりにオススメのクラウド型会計ソフト3選
せどりにオススメのクラウド会計ソフトを3つだけ紹介します。
上記3つのクラウド会計ソフトの中から選ぶことをオススメします。
私のオススメはMFクラウド確定申告ですが理由については後述します。
クラウド会計ソフトを選ぶ際のポイント
会計ソフトを選ぶにあたっていくつかのポイントがあります。
クラウド会計ソフト選ぶポイント
- 会計業務効率化の機能
- 月額利用料
先に挙げたクラウド会計ソフトの機能面での違いには大差はありません。
どのソフトでも作業の自動化、業務の効率化が図れます。
価格面でも若干の違いはありますが、割引キャンペーンがあったりするので安くなったり高くなったりするタイミングがあります。
業務効率化できる機能は揃っているか
クラウド型会計ソフトを選ぶポイントの一つは作業効率化のため機能の充実です。
どのクラウド型会計ソフトも取引情報を自動で取得し、仕訳情報を作成する機能が備わっています。
機能的にはどの会計ソフトの大差がありませんが、使用感が異なります。
freeeは個人事業主のクラウド会計ソフトで、誰でも簡単に使える特徴があります。
自動仕訳の部分が強化されていて、勘定科目などを自動的に振り分けることができます。
マネーフォワードクラウド確定申告は個人事業主、中小企業向けのクラウド会計ソフトで、自動仕訳の機能に加えて仕訳項目に詳細情報を加えて管理しやすくすることができます。
やよいの青色申告オンライン用はインストール型会計ソフトの老舗ということもあってサポート部門が充実しています。
操作サポートはもちろん税務に関するサポートが充実しています。
売上規模でプランを選択する
クラウド型会計ソフトは月または年額で利用料を支払うサブスクリプションのサービスになっています。
金額が会計ごとに異なりますが、機能を追加すれば利用料は高くなります。
freee | スターター | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
月払い | 1,180円/月(税抜) | 2,380円/月(税抜) | – |
年払い | 980円/月(税抜) (11,760円/年) |
1,980円/月(税抜) (23,760円/年) |
3,316円/月(税抜) 39,800円/年 |
マネーフォワード クラウド確定申告 |
パーソナルミニ | パーソナル | パーソナルプラス |
月払い | 980円/月(税抜) | 1,280円/月(税抜) | – |
年払い | 800円/月(税抜) (9,600円/年) |
980円/月(税抜) (11,760 円/年) |
2,980円/月(税抜) (35,760 円/年) |
月払い | 1,180円/月(税抜) | 2,380円/月(税抜) | – |
年払い | 980円/月(税抜) (11,760円/年) |
1,980円/月(税抜) (23,760円/年) |
3,316円/月(税抜) 39,800円/年 |
やよいの青色申告 オンライン |
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
月払い | – | – | – |
年払い | 666円/月(税抜) (8,000円/年) |
1,000円/月(税抜) (12,000円/年) |
1,666円/月(税抜) (20,000円/年) |
どの会計ソフトでもオススメは2番目のプランです。
消費税の課税事業者になった場合には最安プランでは消費税申告に対応していないので、2番または3番目のプランへの変更をオススメします。
消費税申告の必要がない場合は最安プランで問題ありません。
せどりにおすすめのMFクラウド確定申告
せどりにはマネーフォワードクラウド確定申告がオススメです。
月額利用料も安く、機能面でも充実しています。
せどりの会計業務を丸投げし大幅な自動化で確定申告書類まで作成できます。
リーズナブルな月額利用料
年払いを選択すれば月額換算で800円~利用可能な価格設定になっています。
オススメのプランはパーソナルミニで、消費税の課税事業者ならパーソナルを選択しましょう。
パーソナルミニでは消費税の集計機能が使えませんが、そのほかの機能で大きく見劣りするところはありません。
1ヶ月の無料お試し期間があるので利用してみて不満な場合には退会することもできます。
他社会計ソフトからの移行もサポートしているので、乗り換えもスムーズです。
会計処理に必要な機能が豊富
マネーフォワードクラウド確定申告にはせどりに必要な会計業務の機能が揃っています。
スマホアプリを使って確定申告書の作成から電子申告まで行うことができます。
2,400以上の金融機関やネットサービスと連携できるので、日々の取引記録を自動取得できる。
せどりでも開業届の提出を
確定申告で青色申告を選択するには開業届を提出している必要があります。
青色申告なら控除される額や幅が大きく、節税対策がしやすくなります。
マネーフォワード クラウド開業届なら簡単に開業届を作成でき、青色申告での提出手続きができるようになります。
せどりでも開業届を出しておいた方がメリットが多いので、まだ開業していない場合はすぐに手続きするようにしましょう。
まとめ
せどりには会計ソフトは必須のソフトです。
会計ソフトの中でもクラウド会計ソフトがオススメ。
多くの会計業務が自動化できるので、せどりのような時間のない中でも確定申告書を作成するには導入しておきたいサービスです。
クラウド会計ソフトの中でもせどりにオススメなのはマネーフォワードクラウド確定申告で、価格面・機能面ともにバランスが取れていて利用しやすいので、まだ会計ソフトを使ったことのない方や、他会計ソフトを使っているという方どちらにもオススメです。