確定申告は税務署に出向く必要があると思っていませんか?書類提出のために混み合う税務署に行って長時間待たされた経験はありませんか?
副業なら平日に提出が難しく、休日対応の窓口で並んだことがある方。
確定申告は郵送で送っても大丈夫なのです。
副業の方なら提出に時間がかからない郵送をオススメします。
目次
確定申告の必要書類は郵送で提出できるので副業の方にオススメ
会社員の方で、税務署や窓口に出向く時間がない方には郵送での確定申告がオススメです。
副業なら平日に窓口に行くのはほぼ無理なので、郵送で済ませられるのは最高です。
ポストに投函もしくは郵便局に持ち込めば税務署の営業時間に関係なく確定申告の提出ができるので、メリットがたくさんあります。
郵送で提出するメリットデメリット
郵送を利用すると副業する人にとってメリットもありますがデメリットもあります。
メリットについては次の通り。
- 税務署に出向く必要がないので時間がかからない
- 提出日がギリギリまで引き伸ばせる
デメリットについては次の通り
- 提出書類の不備がないように準備が必要
- 不備があった際には後日窓口に出向いて修正等の必要がある
窓口に行くことが難しい場合には郵送という選択肢は非常にありがたいでしょう。無駄な待ち時間を取られないのもいい点です。
書類の準備をしっかりしていないと、郵送した場合には提出直前にチェックしてもらえず窓口に出向かなければいけなくなる可能性があります。手書きで書類作成している場合にはミスもあるかもしれませんが、会計ソフトを利用すればミスの可能性はぐっと少なくなります。
郵送での提出期限
郵送で提出した場合には通信日付印が提出日になります。
申告書を郵送又は信書便により税務署に送付する場合、通信日付印により表示された日を提出日とみなします(それ以外の場合には税務署に到達した日が提出日となります。)。
税務署が閉まってしまっても、郵送の場合には通信日付印が提出日になっていれば、その日が提出日となります。
郵便局の窓口に持ち込めば、夜間でも提出日ギリギリまで引き延ばせます。
提出しないといけない書類
確定申告の際に提出しなければいけない書類をご存知ですか?
郵送でも持参でも確定申告の際に提出しなければいけない書類は同じです。
- 確定申告書
- 源泉徴収票
- 各種控除関係書類(社会保険料、生命保険料控除、地震保険料控除、寄附金控除)
- 青色申告者は青色申告決算書、白色申告者は収支内訳書
漏れがある場合に税務署に出向く必要があるため、必ず確認するようにしましょう。
国税庁:申告書の提出
初めての確定申告の場合には自分が白色申告か、青色申告かを確認しましょう。
青色申告で確定申告するには事前に開業届と青色申告承認申請書を提出している必要があります。自分では青色申告でしたくても申請が終わっていないと自動的に白色申告になるので注意が必要です。
郵送する際の注意点
郵送する際には、書類が揃っているのはもちろんですが、いくつか注意しなければいけない点があります。
気をつけていれば問題ない程度の内容なので、間違えないように確認しておきましょう。
確定申告書類の送り方
間違えるようなことはないと思いますが、確定申告書類の送り方にもしてはいけない方法があります。
確定申告の書類は「信書」にあたるので、郵便または信書便物として送る必要があります。
宅急便はもちろんのこと、ゆうパック、ゆうメール、ゆうパケットでは、信書を送付することはできないので間違っても選択してはいけません。
封筒のサイズ
郵送の際に使う封筒サイズに迷うことがあるかもしれませんが、
封筒のサイズに決まりはありません。結論どんなサイズの封筒でもOKです。
提出書類はA4なので角2封筒に入れておけばいいでしょう。
提出先の税務署住所、〇〇税務署御中と記載して、<所得税確定申告書在中>と朱書きしてあると親切ですが、必須ではありません。
控えを貰うために返信用封筒を入れる
控えを受け取りたい場合には返信用の封筒も同封しましょう。
- 控え用の確定申告書類
- 控え用の封筒(郵便番号、住所、宛名記載済み)
税務署では書類の複製や、宛名書きはしてもらえないので、必ずこちらで準備、記入した上で郵送しましょう。
当たり前ですが、確定申告時期は税務署の繁忙期になるため、不要な作業は迷惑になってしまいます。
振替納税を利用していない場合は申請しましょう
郵送で確定申告を提出した場合には納税は別の方法でしなければいけません。
振替を依頼も同時に済ませてしまえば楽です。
「預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書」を記入して税務署、または金融機関に提出すれば口座振替で所得税を納税することができます。
国税庁:振替納税をご利用の方へ
不備なく確定申告書類を作成するには
郵送で確定申告を済ますので一番重要なのは不備をなくすことです。
直接提出に行けば抜けなどをチェックしてもらえますが、郵送ではそうは行きません。
足りないものがあれば結局、後日税務署に出向くことになってしまい2度手間になってしまいます。
確定申告書類を作成できるソフトがあります
確定申告書類の作成で間違いが無いか不安な方も多いと思います。
書類の不備を無くすには確定申告書類が作成できる会計ソフトを使うのが安心です。
手書きで処理していると計算間違いなどが起こりやすくなりますが、会計ソフトであれば間違いを無くす事ができます。
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