公開日:2020/03/11
最終更新日: 2021/12/21

メルカリ副業が会社にバレない方法!確定申告と住民税の注意点を解説

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副業で所得が増えると確定申告が必要なのはご存知ですか?
メルカリで商品を販売して所得が増えても確定申告が必要になります。

副業が会社にバレると問題がある場合、確定申告から副業がバレないか心配になるかもしれません。
結論から先に書くと確定申告で副業がバレる可能性はあります。確定申告をしないと脱税になり追徴課税される可能性があります。

本記事の内容

  • 副業が会社にバレる仕組み
  • 副業がバレない確定申告の方法
  • 副業収入が低くても必要な所得申告

メルカリ副業が会社にバレる仕組みは確定申告にあります。
副業がバレないようにする申告方法と、確定申告が不要でも必要な所得の申告について解説していきます。

適切に対処すると確定申告で副業が会社にバレることはありませんが、方法を知らずに申告すると副業はバレてしまいます。

副業禁止の会社で働く方や、会社に副業を知られたくない方の参考になるように解説していきます。

サラリーマンの場合は自分で税金を納めることに慣れていないこともあり、確定申告がどんなものかも手探り状態になりますが、厳しい世の中でも所得を増やす手段としても副業は重要な手段になります。

メルカリ副業が会社にバレる仕組み

メルカリ副業が会社にバレる仕組み

メルカリ副業でも利益が出るようになると確定申告が必要になります。

確定申告は義務なので、申告しなければ延滞税が発生し、後々多く税金を納めることになります。

税金関係で副業がバレるポイントはこの確定申告にあります。
なので、確定申告をしなければ副業がバレることはありません。

副業にも確定申告が必要

副業の場合でも自営業や個人事業主と同じように確定申告が必要です。

ただ全ての方が対象というわけではなく、一定の所得がある方だけが対象になります。
確定申告は副業なら1月〜12月の間に得た所得が20万円を超えたなら必ず必要になります。

所得を乱暴に説明すると売上から経費を引いた金額のことで、所得が20万円以下なら確定申告は必要ありません。

売却した商品の種類によっては課税対象外になるものもあります。

  • 自宅にある不用品の売却:確定申告の課税対象外
  • 仕入れた商品の売却:確定申告の課税対象

メルカリでは自宅にある不用品を売却してお金を得るケースが多いと思いますが、不用品の売却は課税の対象にはあたりません。
事業目的で商品を仕入れて販売して得た所得のみが課税の対象になります。

メモ

不用品の売却であっても、貴金属や骨董のように高額なものの場合は課税の対象になる。1点あたり30万円以上が対象になると言われている。

副業が会社にバレる原因

副業が会社にバレる仕組みはとてもシンプルです。

副業がバレるパターン

  • 同僚の口からの副業バレ
  • 住民税の納税額増加による副業バレ

同僚に話してしまい同僚経由で副業がバレるケースが多いですが、これは自分自身で注意して話さないようにするしかありません。

会社に請求される住民税の増加は確定申告の申告方法に失敗してしまうとおこってしまいます。
適切な申告方法ができていれば防げるケースではあります。

会社に副業がバレない対策方法

会社に副業がバレない対策方法

副業が会社にバレない方法は、同僚への対策と確定申告の申告方法の2つで非常にシンプルです。

同僚への対策は自分の口から漏れないようにするだけなので簡単です。

確定申告はしなければ副業がバレることはありませんが、その場合は脱税になってしまうので、確定申告をしないという選択肢はナシです。

また確実に確定申告がバレない方法ははなく、市区町村の判断によっては対応してもらえず副業バレに繋がることもあります。

同僚からの副業バレ対策

副業が会社にバレる一番多い原因は同僚の口から漏れるパターンです。

社内で中の良い友人と話していると、どこかで話を聞かれているかもしれません。
SNSで副業について発信した時に同僚の誰かが覗き見ているかもしれません。

給与以外にも収入があると、嫉妬心から会社にバラされてしまうケースがあります。

会社に副業をバラされたくない場合は副業について発信しないように気をつけるしかありません。

確定申告の副業バレ対策

確定申告の副業バレ対策は次の通りです。

確定申告書で記入する住民税の納付方法を切り替えるだけで副業バレの対策ができます。
住民税の項目に「自分で納付に変更」のチェック欄にチェックするだけです。

これだけで住民税を会社と副業で別々に納税することができます。
このチェックができていないと会社に請求される住民税が増加するためバレることになります。

メモ

「自分で納付に変更」にチェックしていても対応してもらえないことがあるので、確実な副業バレ対策は存在しません。

所得が少なくても住民税計算に所得申告が必要

それでも面倒な確定申告

所得が20万円以下なら確定申告は必要ありません。
確定申告の必要がなくても所得の申告が必要なケースがあります。

確定申告は税務署に、所得の申告は市区町村の役場になります。

確定申告をすると所得税と住民税の2つの税を計算・納税できるようになります。

所得税は年間所得が20万円以下なら申告不要ですが、住民税には下限はありません。
そのため、確定申告が不要なケースでも住民税を計算するための所得の申告が必要になります。

確定申告していれば住民税の申告は必要ありません

確定申告書を提出していれば、住民税の計算に必要な所得の申告は必要ありません。

確定申告は税務署に提出しますが、提出された所得の情報は自動的に住民税を計算する市区町村役場へと送付されます。

確定申告をしない場合は自分で市区町村役場へ所得を申告する必要があります。

まとめ

メルカリ副業でも会社に隠れて収入を得ることは可能です。

副業が会社にバレると問題がある場合は、バレないようにポイントを抑えて対策を打てばほぼ会社にバレずに副業を続けることができます。

収入が増えると確定申告が必要になってくるので、日頃から準備をしておきましょう。確定申告をしないと脱税になってしまうので、無申告だけなしないようにしましょう。