公開日:2022/12/17
最終更新日: 2026/05/08

Webデザイナーの転職エージェントおすすめ9選!経験年数と目的で選ぶ完全ガイド

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転職エージェントに登録してみたけど、どれを選べばいいのかわからない」「紹介される求人が自分に合っていない気がする」。Webデザイナーとして転職活動を始めると、こんな壁にぶつかる人は少なくありません。

私自身も最初の転職活動では、エージェントをうまく使いこなせませんでした。希望条件を細かく伝えすぎて紹介求人がほぼゼロになったり、逆に「現職より条件が悪い企業」を提案されて戸惑ったりした経験があります。面接慣れのために希望外の企業にも応募した方がいい、条件を少し緩めた方が選択肢が広がるといった活用のコツは、使い始めた当初はまったく知りませんでした。

転職エージェントは使い方次第で大きな武器になります。ただし、正しい使い方を知らないまま動くと、時間だけが過ぎます。

オススメ記事Webデザイナーの転職完全ロードマップ

この記事では、実際にWebデザイナーとして転職エージェントを活用した経験をもとに、経験年数・転職目的別の選び方とおすすめ9社を厳選して紹介します。読み終えれば、今の自分にぴったりのエージェントが1社選べます。

ポイント

  • UI/UXデザイナーは純粋なWebデザイナーより年収・求人競争力ともに高く、キャリアの方向性が転職結果を大きく左右する
  • 転職者の43.6%が「年収が上がった」と回答し、平均増加額は+22.0万円(マイナビキャリアリサーチ、2025年3月)
  • 未経験なら総合型、実務1年以上なら特化型エージェントを選ぶのが基本
  • デザイナーの72%がすでにAIをワークフローに活用しており、AIスキルの明示が年収交渉を有利にする(Figma 2025 AI Report
  • エージェントは「メイン1社+サブ1〜2社」の構成が管理しやすく効果的

目次

Webデザイナーが転職エージェントを使うべき3つの理由

Webデザイナーが転職エージェントを使うべき3つの理由

転職サイトに掲載されない非公開求人は、パソナキャリアの事例では全体の約60%に達します。求人の「質」を上げたいWebデザイナーにとって、エージェント経由のアクセスは必須です。転職サイトとの違いをまず整理しておきましょう。

比較項目転職エージェント転職サイト
求人の種類公開求人+非公開求人公開求人のみ
サポートキャリアアドバイザーが伴走基本的に自力で進める
ポートフォリオ添削あり(エージェントによる)なし
年収交渉代行してくれる自分で交渉
費用無料(企業側が負担)無料
向いている人転職先の質を上げたい人幅広く自分で探したい人

この違いを踏まえて、エージェントを使うべき具体的な理由を3つ説明します。

  • 非公開求人にアクセスできる
  • ポートフォリオの添削で書類通過率が上がる
  • 年収交渉を代行してくれる

非公開求人にアクセスできる

UI/UXデザインや大手ECサイトのインハウスデザイナーポジションは、競合を避けるため非公開にされることが多いです。エージェントに登録することで、転職サイトには出てこない「条件の良い求人」に接触できます。特にWebデザイナー特化型エージェントは、スキルアップにつながる非公開求人を多数保有しています。

ポートフォリオの添削で書類通過率が上がる

自分一人で職務経歴書を書こうとすると、何をどう伝えればいいか迷いがちです。エージェントには応募書類のテンプレートが用意されており、項目に沿って入力するだけで一定レベルの書類が完成します。私自身、このテンプレートのおかげで書類作成のハードルが大きく下がりました。

「この実績の書き方では伝わりにくい」「この作品をもっと前に出した方がいい」という第三者の視点は、自分一人では気づけないものです。アドバイザーは採用企業の評価基準を把握しているため、「どの作品を見せるべきか」「どう説明すれば刺さるか」という観点でポートフォリオを磨いてくれます。

HIGH-FIVEはポートフォリオ添削を通じた書類選考通過率62%という実績を公表、独力での応募より通過率が大きく改善するケースは珍しくありません。

年収交渉を代行してくれる

自分で年収交渉するのは心理的なハードルが高いです。エージェントが代行することで、適切な市場価値を企業に提示してもらえます。マイナビキャリアリサーチの調査では、転職者の43.6%が「年収が上がった」と回答し、平均増加額は+22.0万円でした。専門エージェントを使った転職は年収アップを実現しやすい傾向があります。

Webデザイナーの転職市場と平均年収はどうなっている?

Webデザイナーの転職市場では、スキルの方向性によって年収や求人の競争環境が大きく異なります。
doda/パーソルキャリアの2026年上半期予測では、クリエイティブ(Web)職の求人は「横ばい」と評価されており、スキルの差別化がより重要になっています。特にUI/UX設計やAIツール活用の実績を持つデザイナーには引き続き旺盛な需要があります。

オススメ記事UI/UXデザイナーへのキャリアチェンジ完全ガイド

Webデザイナー年代別平均年収(求人ボックス調べ、2026年3月) 50〜54歳 40〜44歳 30〜34歳 20〜24歳 581万円 516万円 409万円 290万円 出典:求人ボックス調べ(2026年3月)

年代別の平均年収(求人ボックス調べ、2026年3月)は上の通りです。20代前半の290万円から50代前半の581万円まで、経験を積むほど着実に上がっています。

UI/UXデザイナーはWebデザイナーと比べて年収水準が高い傾向にあり、レバテックキャリアなどのIT・Web系エージェントでも年収600万円超の求人が中心層を占めます。Webデザイナーとしてスキルの方向性を考える際、UI/UX設計の実績を積めるかどうかは重要な分岐点です。

キャリア段階経験年数の目安年収目安
未経験〜入門0〜1年250〜330万円
ジュニア1〜3年330〜450万円
ミドル3〜5年450〜600万円
シニア・UI/UX5年以上600〜900万円以上

転職エージェントを使うことで、現職から50〜100万円の年収アップを実現するケースも多く見られます。「コーディングもできるデザイナー」「UI/UX設計経験者」「Figmaでのデザインシステム構築経験者」は市場評価が高く、年収交渉の余地が大きい傾向があります。

転職活動の戦略として、「UI/UX設計ができる」という実績を意識的に打ち出すことが、エージェントとの面談でも年収交渉でも効果を発揮します。ポートフォリオにユーザーリサーチや情報設計の実績を含められるかどうかが、転職市場での競争力を左右します。

経験年数・目的別!あなたに最適なエージェントの選び方

経験年数・目的別!あなたに最適なエージェントの選び方

転職エージェントに「とりあえず登録」するのが最も非効率な方法です。2025年の転職率は7.6%と2018年以来の最高水準(マイナビキャリアリサーチ、2026年1月)を記録し、転職市場は活況です。しかしWebデザイナー職は未経験・経験者で採用条件が大きく異なるため、自分のキャリア段階に合ったエージェントを選ぶことが成否を分けます。

未経験・スクール卒業直後の方

総合型エージェント+未経験OK求人数で選ぶ

実務経験が乏しい段階では「未経験OK求人数が多い」エージェントが優先です。特化型エージェントは即戦力向けの求人が中心のため、書類選考すら通らないケースが多くなります。リクルートエージェントやワークポートのような大手総合型で、まず実務経験を積める環境を見つけることを優先しましょう。

実務1〜3年でキャリアアップを狙う方

Web・クリエイター特化型エージェントを選ぶ

1〜3年の実務経験があれば、Webデザイナー特化型エージェントへの登録が本格的に機能します。GeeklyやマイナビクリエイターなどIT・クリエイター職に特化したエージェントは求人の質が高く、キャリアアドバイザー自身がWebデザインへの理解が深いため、ポートフォリオへの的確なアドバイスが得られます。

実務5年以上でハイクラス・年収アップを狙う方

専門特化型+年収交渉実績で選ぶ

UI/UXデザインやWebディレクション経験があれば、より専門性の高いエージェントを選びましょう。レバテックキャリアやLIGエージェント、マスメディアンなど、ハイクラスのクリエイティブ求人を保有するエージェントを活用することで、年収交渉も有利に進められます。

フリーランス転向・独立を検討している方

フリーランス対応エージェントで選ぶ

正社員転職だけでなく、フリーランス案件の獲得も視野に入れているなら、両方に対応したエージェントを選ぶことが重要です。webistやHIGH-FIVEは正社員求人とフリーランス案件の両方を扱っており、将来のキャリアパスを見据えた相談ができます。

おすすめWebデザイナー転職エージェント9選

おすすめWebデザイナー転職エージェント9選

上記の選び方をもとに、目的別に厳選した9社を紹介します。まず各社の特徴を一覧で比較します。

エージェント名特化度向いている人求人数目安ポートフォリオ添削
リクルートエージェント総合型未経験・初転職公開約74万件+非公開約25万件あり(一般的)
ワークポートIT・Web寄り総合未経験〜1年12万件以上あり
GeeklyIT・Web特化1〜5年45,000件以上あり(詳細)
マイナビクリエイタークリエイター特化1〜3年8,000件以上MATCHBOX対応
レバテックキャリアIT・Web特化3年以上公開56,349件あり(詳細)
LIGエージェントクリエイター特化5年以上非公開現役デザイナー添削
マスメディアン広告・クリエイター広告業界志望非公開あり
webistクリエイター全般正社員・FL検討中非公開あり
HIGH-FIVEクリエイター特化FL・ハイクラス非公開あり(通過率62%)

未経験・入門向け

リクルートエージェント

リクルートエージェント
(引用元:リクルートエージェント)

国内最大の求人数を誇る総合型エージェントです。公開約74万件+非公開約25万件(2026年3月31日時点)の規模は他の追随を許しません。未経験OKのWebデザイナー・Web制作求人も豊富で、初めての転職活動でも手厚いサポートを受けられます。

面接対策や履歴書・職務経歴書の添削も充実しているため、転職活動自体が初めての方に特に向いています。キャリアアドバイザーの質にばらつきがある点は注意が必要ですが、まず登録すべき1社として外せません。

おすすめの方

転職活動が初めて、または未経験からWebデザイナーを目指す方

公開求人数

約74万件(2026年3月31日時点)

特徴

全国対応、面接対策・書類添削が充実

ワークポート

ワークポート
(引用元:ワークポート)

IT・Web業界に強い転職エージェントで、未経験から経験者まで幅広く対応しています。「転職コンシェルジュ」と呼ばれる担当者が一人ひとりに対して親身なサポートを行うのが特徴です。求人数は12万件以上(最新)と充実しています。

Web制作会社やデザイン会社への転職実績が豊富で、ポートフォリオをしっかり準備すれば未経験でも紹介してもらえる可能性が高いです。質問への返答が早いと評判で、転職活動をテンポよく進めたい方に向いています。

おすすめの方

IT・Web業界への転職を急いでいる方、未経験〜経験1年程度の方

特徴

レスポンスが速い、IT・Web業界の求人が豊富

キャリアアップ向け

Geekly(ギークリー)

Geekly
(引用元:Geekly)

IT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントです。Webデザイナー求人の7

IT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントです。求人数は45,000件以上(2025年12月時点)で、Webデザイナー求人の7割以上が自社サービスの案件という特徴があります(2026年2月時点)。他のエージェントにはないユニークな求人が多いのが強みです。

業界知識の深いキャリアアドバイザーが在籍しており、「この作品はどう見られるか」という具体的なフィードバックが得られます。他社の平均転職期間が約2か月かかるところ、Geeklyでは約半分の期間で内定が出るケースも多いとされており、スピード転職を求める方にも向いています。

おすすめの方

IT・Web業界での転職を考える実務1〜5年の方

特徴

デザイン職の理解が深いアドバイザー、非公開求人が多い

マイナビクリエイター

マイナビクリエイター
(引用元:マイナビクリエイター)

クリエイティブ職専門の転職エージェントで、Webデザイナー・グラフィックデザイナー・UI/UXデザイナーなどの求人を専門的に扱っています。求人数は8,000件以上(Web関連1,599件)で、登録すると無料でポートフォリオ作成サービス「MATCHBOX(マッチボックス)」を使えるのが大きな特徴です。

ガイドに沿って入力するだけでクオリティの高いポートフォリオが完成します。ポートフォリオに自信がない方でも、Web業界出身のアドバイザーが「企業から高く評価される見せ方」を具体的に指導してくれます。

おすすめの方

ポートフォリオに自信がない方、クリエイター専門のサポートを受けたい方

特徴

MATCHBOX(ポートフォリオ作成ツール)が無料で使える、Web業界出身のアドバイザー

レバテックキャリア

IT・Web系エンジニア・クリエイター向けの転職エージェントとして高い評判を持ちます。公開求人56,349件(2026年4月)で、デザイナー求人だけで3,000件以上を保有しています。フロントエンドエンジニアやWebディレクターなどの求人も豊富なため、デザインとコーディングを両方できる方やディレクション方向へのキャリアチェンジを考えている方に特に向いています。

年収600万円以上を目指せるWebデザイナー求人が充実しており、実務3年以上のデザイナーが本領を発揮できるエージェントです。

おすすめの方

実務3年以上でスキルアップ・年収アップを目指す方、コーディングスキルも持つデザイナー

特徴

年収600万円以上の求人が充実、IT・Web業界への深い知見

ハイクラス・年収アップ向け

LIGエージェント

Web制作会社として有名なLIGが運営する転職エージェントです。求人応募の際に必ずメンターと面談を行うため、転職準備の精度を上げてから応募できる体制が整っています。現場感覚のあるアドバイザーが「この会社の実態」「入社後に活躍できるか」という踏み込んだ情報を提供してくれる点は他社にない強みです。

ハイクラスのWebデザイナー求人やUI/UXデザイナー求人が中心で、年収600万円以上のリモートワーク可能な求人も豊富に保有しています。

おすすめの方

ハイクラスのWeb・クリエイティブ求人を探す実務5年以上の方

特徴

Web制作会社運営ならではの現場目線、中上級者向け求人が中心

マスメディアン

マスメディアン
(引用元:マスメディアン)

広告・マーケティング・クリエイター職専門の転職エージェントです。「宣伝会議」のグループ会社として、広告・マーケティング業界の豊富な人脈と情報ネットワークを持っています。Webデザイナーの中でも広告制作・ブランディング・マーケティング寄りのポジションを探している方に強みがあります。

マーケティング視点を持つデザイナーの価値を正当に評価してくれる求人が多く、広告代理店やブランディング会社への転職を考えている方に特に向いています。

おすすめの方

広告・マーケティング寄りのデザイン職を目指す方

特徴

宣伝会議グループのネットワーク、広告・クリエイター専門

フリーランス・副業向け

webist

webist
(引用元:webist)

クリエイター専門の転職・フリーランスエージェントで、Webデザイナー・グラフィックデザイナー向けの正社員求人とフリーランス案件の両方を保有しています。「正社員かフリーランスか迷っている」という方でも、両方の選択肢を同時に検討できるため、キャリアの方向性を決める際の相談相手として機能します。首都圏の求人が中心ですが、リモートワーク案件も増えています。

おすすめの方

正社員・フリーランスどちらかを迷っている方

特徴

正社員・フリーランス両方対応、クリエイター専門

HIGH-FIVE

クリーク・アンド・リバー社が運営するクリエイター向け転職エージェントです。書類選考通過率62%という実績を公表しており、1人のエージェントが企業と求職者の双方を支援する「両面型」のサポート体制が特徴です。企業側の採用担当者が何を求めているかを熟知した上でアドバイスしてくれるため、選考対策の精度が高いです。

グローバル・外資系企業のクリエイター求人も保有しており、英語力とデザインスキルを両方持つ方には他のエージェントにはないレアな求人が見つかります。30年以上の転職支援実績があります。

おすすめの方

書類通過率を上げたい方、グローバル・外資系企業でのデザイン職を目指す方

特徴

書類選考通過率62%の実績、両面型サポート体制、30年以上の支援実績

転職エージェントを最大限活用するための使い方

転職エージェントを最大限活用するための使い方

エージェントを上手く使えていない人に共通するのは「受け身」であることです。2025年の転職率は7.6%と2018年以来最高水準(マイナビキャリアリサーチ、2026年1月)を記録しており、優秀なアドバイザーは多くの求職者を抱えています。自ら動く姿勢が、優先的にサポートされる近道です。

登録前に「転職軸」を言語化しておく

エージェントとの初回面談で最も重要なのは、自分の希望条件を明確に伝えることです。「なんとなく年収を上げたい」という曖昧な状態で面談に臨むと、アドバイザーも方向性が定まらず、的外れな求人を大量に送ってくる原因になります。

事前に以下を整理しておきましょう。

  • 転職の優先順位(年収・スキルアップ・働き方・業界のどれが最優先か)
  • 希望する業種・職種(Web制作会社・インハウス・広告代理店など)
  • 絶対に譲れない条件(リモートワーク可・残業時間の上限など)

担当者との相性が悪い場合は変更を依頼する

担当アドバイザーとの相性が合わないと感じたら、遠慮なく変更を依頼して構いません。「今後の方向性についてより詳しく話し合いたいので、担当者を変更していただくことは可能ですか?」と問い合わせフォームや電話で伝えるだけです。担当変更は珍しいことではなく、エージェント側も対応に慣れています。

複数登録するなら使い分けを明確にする

転職エージェントは複数登録が基本です。ただし、同じ求人に複数のエージェント経由で応募するのはマナー違反になるため注意が必要です。使い分けの目安として、「メイン1社+サブ1〜2社」という構成が管理しやすいです。メインは自分のキャリア段階に合った特化型エージェントを選び、サブは大手総合型で求人の網羅性を補う形が効果的です。

連絡が多すぎると感じたら早めに伝える

一部のエージェントはメールや電話の連絡頻度が高く、転職活動に集中できないと感じることがあります。その場合は「連絡はメールのみにしてほしい」「週1回程度のペースで進捗確認したい」と具体的に伝えることで改善できます。早めに伝えることで関係が悪化することはなく、むしろ希望に沿ったサポートが受けられるようになります。

転職エージェントを使った転職活動の流れ

転職エージェントを使った転職活動の流れ

初めて転職エージェントを使う方のために、登録から内定までの一般的な流れを説明します。

ステップ1:エージェントに登録する(1〜2日)

公式サイトから必要情報を入力して登録します。氏名・年齢・経験職種・希望条件などを入力するだけで完了します。複数社を同時に登録しておくのがおすすめです。

ステップ2:キャリアカウンセリングを受ける(1〜2週間以内)

登録後、担当のキャリアアドバイザーから連絡が来て、オンラインまたは対面でカウンセリングを行います。ここで転職の目的・希望条件・スキルを詳しく伝えましょう。この面談の質が、その後に紹介される求人の質を大きく左右します。

ステップ3:求人の紹介・選定(1〜2週間)

カウンセリングの内容をもとに、アドバイザーから求人が紹介されます。気になる求人を選んで応募意志を伝えましょう。この段階で「希望とずれている」と感じたら、遠慮せずにフィードバックを伝えることが重要です。

ステップ4:応募書類・ポートフォリオの準備(並行して実施)

応募する企業が決まったら、職務経歴書・ポートフォリオをアドバイザーと一緒に仕上げていきます。特化型エージェントのアドバイザーは「この企業はどういう人材を求めているか」を把握しているため、的確なフィードバックが得られます。

ステップ5:面接対策・選考(2〜4週間)

書類選考を通過したら、面接対策を受けて本番に臨みます。企業ごとの傾向や、よく聞かれる質問への回答準備をアドバイザーと行います。面接後は必ずフィードバックを求め、次の選考に活かしましょう。

ステップ6:内定・条件交渉(1〜2週間)

内定が出たら、年収・入社時期・勤務条件などの交渉をエージェントが代行します。自分で言いにくい条件もエージェント経由で伝えられるため、遠慮せず希望を伝えましょう。
エージェントを活用した場合、登録から内定まで平均1〜3ヶ月が目安です。

AI時代にWebデザイナーが転職で評価されるスキルとは?

AI時代にWebデザイナーが転職で評価されるスキルとは?

Figmaが2025年に発表した「2025 AI Report」(2,500名・7か国調査)によると、デザイナーの72%がすでにワークフローでAIを活用しており、85%が「AIは将来の成功に不可欠」と回答しています。「AIを使っていない」ことがむしろ市場でのハンデになり始めている状況です。転職エージェントを選ぶ際も、AIスキルを評価できるかどうかを確認する必要があります。

AIに代替されにくいWebデザイナーのスキル

現在の転職市場で特に評価されているのは以下のスキルです。

  • UI/UXデザイン設計力: ユーザーの行動心理を理解したうえでのワイヤーフレーム設計・情報設計
  • マーケティング視点: コンバージョン率・クリック率などの数値を意識したデザイン判断
  • Figmaの実務活用: コンポーネント設計・デザインシステムの構築
  • AIツールを使いこなす能力: 生成AIを制作ワークフローに組み込み、業務効率化を実現している実績

AIを理解するエージェントの見極め方

AIツール活用実績を転職に活かすには、「どのツールを使って、何の作業を何%効率化したか」を具体的な数字で示すことが重要です。「Figma AIを使ったアセット生成で制作工数を30%削減した」という形で定量化できれば、エージェントも企業に対して説明しやすくなります。年収交渉の場面では「AI活用による生産性向上の実績」が強力な根拠になります。

AIを理解するエージェントの見極め方

転職エージェントを選ぶ際、「AIを活用したデザイナーの価値をきちんと評価できる求人を持っているか」を確認することが重要です。面談時に「AIツールを使った業務経験がありますが、それを評価してくれる企業の求人はありますか?」と直接聞いてみてください。具体的な求人や企業名を挙げられるアドバイザーは、現在の市場動向を把握している証拠です。

特にGeekly、レバテックキャリア、LIGエージェントはIT・Web業界の最新トレンドを把握した求人が多く、AI時代のスキルセットを評価してくれる企業の求人を比較的保有しています。

未経験からWebデザイナーに転職するためのステップ

未経験からWebデザイナーに転職するためのステップ

未経験からWebデザイナーを目指す場合、いきなりエージェントに登録しても「紹介できる求人がない」と言われる可能性があります。doda/パーソルキャリアの2026年上半期予測では、クリエイティブ(Web)市場は「横ばい」とされており、未経験者は準備なしには厳しい状況です。段階的に準備を進めることが重要です。

ステップ1:基礎スキルを習得する

HTML/CSS・Figmaの基礎は最低限習得しておく必要があります。スクールを活用する場合は、制作実績が就職支援とセットになっているコースを選ぶと効率的です。独学の場合はUdemyなどの動画教材とドットインストールの組み合わせが定番です。現在はFigmaの操作を学べる公式チュートリアルも無料で充実しているため、積極的に活用しましょう。

ステップ2:ポートフォリオを3作品以上用意する

未経験での転職でエージェントに相談できる最低ラインは「自分で作ったWebサイトが3作品以上ある」状態です。クライアントワークがなくても、自分のポートフォリオサイト・架空のサービスサイト・既存サイトのリデザイン制作などで代替できます。作品数より「なぜこのデザインにしたか」を説明できることの方が重要です。

ステップ3:エージェントに登録して方向性を相談する

ポートフォリオが3作品以上揃ったら、まずリクルートエージェントかワークポートに登録し、現状のスキルで紹介可能な求人があるかを確認しましょう。この段階で「まだ難しい」と言われた場合は、さらにスキルアップして再挑戦するための具体的なアドバイスを得ることができます。

Webデザイナー転職エージェントに関するよくある質問

Q. 転職エージェントは何社登録すればいいですか?

2〜3社が適切です。1社だと求人の選択肢が限られ、4社以上だと管理が煩雑になります。「メイン1社+サブ1〜2社」の構成で、特化型と総合型を組み合わせるのが効果的です。

Q. ポートフォリオがない状態でも登録できますか?

登録自体は可能ですが、Webデザイナーとしての求人紹介は難しくなります。まず3作品以上のポートフォリオを用意してから登録することをおすすめします。マイナビクリエイターのMATCHBOXのように、登録後にポートフォリオ作成ツールを提供しているエージェントもあるので活用しましょう。

Q. エージェント経由で年収はどれくらいアップしますか?

スキルや経験年数によって大きく異なりますが、実務3年以上のWebデザイナーであれば50〜100万円程度の年収アップを実現するケースも珍しくありません。エージェントが年収交渉を代行してくれる点が大きく影響します。

Q. 担当者を変えてもらえますか?

可能です。「相談をより深くしたいので担当者を変更していただけますか」と問い合わせるだけで対応してもらえます。担当変更を依頼することへの遠慮は不要です。

Q. 在職中でも転職エージェントを利用できますか?

もちろんです。むしろ在職中の転職活動の方が精神的な余裕があるため、条件を妥協せず転職先を選びやすくなります。エージェントは面接日程の調整も代行してくれるため、仕事をしながらでも転職活動を進めやすいです。

Q. 転職活動にかかる期間はどれくらいですか?

エージェントを活用した場合、登録から内定まで平均1〜3ヶ月程度が目安です。ただし経験年数・希望条件・ポートフォリオの完成度によって大きく変わります。Geeklyのように平均より短期間で内定が出るエージェントもあります。

まとめ

Webデザイナーの転職エージェント選びで最も重要なのは、「今の自分のキャリア段階と転職目的に合ったエージェントを選ぶ」ことです。未経験なら総合型で求人数を確保し、実務経験があれば特化型でポートフォリオ添削と年収交渉力を活かす。この基本を押さえるだけで、転職活動の質が大きく変わります。

また、2025〜2026年のAI時代においては、UI/UX設計力・マーケティング視点・Figma活用といったスキルが正当に評価される求人をエージェントが持っているかどうかを確認することも忘れないでください。

まずは自分のキャリア段階を確認し、この記事でおすすめした中から1〜2社に登録することから始めてみましょう。

オススメ記事Webデザイナーのポートフォリオの作り方