公開日:2022/12/17
最終更新日: 2024/10/10

Webデザイナーにおすすめ転職エージェント14選!年代・業界別に比較

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IT・WEB業界でデザイナーとして活躍するあなたは、転職活動においても転職エージェントの活用がおすすめです。

転職経験が無かったり、転職サイトしか利用したことのない方は、転職エージェントを利用するとより好条件の求人に巡り合える可能性が広がります。

記事の内容

  • おすすめの転職エージェント
  • 転職エージェントがおすすめな理由
  • 転職エージェントの選び方
  • 登録から転職までの流れ

実際に転職エージェントを利用した経験を元に、おすすめの転職エージェントとその理由についてまとめています。

新卒とは違って、年齢や経験してきた業務の質によって評価が決まる転職では自分のキャリアをどうアピールするかが重要になってきます。

転職する人は以前に比べ増えてきているとはいえ、今よりも好条件のポジションを積極的に獲得しようとするポジティブな転職は一般的とは言えません。
自分にとってより良い結果を得るためにもエージェントを使い倒し、転職市場での価値を高めていきましょう。

【結論】最適な転職エージェントはその人次第

最適な転職エージェントはその人次第

全国の転職エージェントは約24,000社(厚生労働省)もあるため、人によって合う合わないの相性があります。

転職で求められるのは即戦力人材になるため、自分が企業にとって魅力的に映らなければ決してマッチングすることはありません。

自分に合った求人案件を持っていて、サポートの手厚い転職エージェントはあります。
失敗しないエージェント選びをして転職を成功させましょう。

転職は椅子取りゲームなので、他の求職者より見劣りする部分があると簡単に選考から外されてしまいます。

募集内容に対して自分の経験がいかに活かせるか分析し、不足しているスキル等もしっかりリカバリーしていく必要があります。

そのためにもアピールできる実績を積み上げておく必要があります。

必ず登録すべき転職エージェント3選

転職エージェントにも得意不得意があるため、人によって合うエージェントは違ってきます。

エージェントの中でもIT・WEB業界に限らずデザイナー職を多く総合的に扱っていて、サポート体制の充実している総合的の転職エージェントは必ず登録しておきたいサービスです。

登録すべき転職エージェント

  • リクルートエージェント
  • ワークポート
  • GEEKLY

上記3社はエージェントの中でも広範囲の求人案件を保有している転職エージェントです。
デザイナーに留まらず他分野の求人も扱っているため、豊富な転職ノウハウを持っているため、どうやって転職を進めればいいのかを書類作成から面接対策までしっかりサポートしてくれます。

このエージェントの他に希望分野に特化した転職エージェントをプラスすることで、漏れのない転職活動を進めることができます。

年齢、キャリアによって転職活動は変わる

新卒採用とは違って中途採用では、年齢やこれまでの経験が大事になってきます。

転職が難しい理由

  • 条件にあった人材だけを採用したい
  • 採用枠は1名の場合がほとんど

手厚いサポートが逆にむかつく場合もある

きめ細かいサポートが人によっては煩わしく感じる場合もあるようで、転職エージェントにむかついたといった感想もちらほら目にします。

主なマイナスの感想

  • 上から目線
  • 電話やメールの頻度が多い
  • 興味のない求人をすすめてくる
  • 業界知識に乏しい
  • 内定後の対応が強引

多くの転職エージェント利用者は日中仕事をしているため、連絡は夜間や休日になってしまいます。
しかし、転職エージェントが対応してくれるのも日中の場合がほとんどのため、仕事中に連絡が入ってきて対応を求められるとあまりいい気持ちはしません。

残業の多い環境で日中に採用面接の時間を作るとなると、かなりのストレスになります。そういった場合はエージェントの面談で自身の現状をしっかり伝え、上手に付き合う必要があります(それでも無理やり面接をねじ込んできますが…)。

Webデザイナーにおすすめの転職エージェント14社

Webデザイナーにおすすめの転職エージェント14社

IT・WEB業界デザイナーに強い転職エージェントもかなりの数があり、IT・WEB・ゲームなどそれぞれに特徴があるため、人によって最適なエージェントは変わってきます。

リクルートエージェント dodaエージェント ワークポート type転職エージェント GEEKLY マイナビクリエイター Hiraku agent ファミキャリ! webist マスメディアン パソナキャリア JAC Recruitment ロバート・ウォルターズ ランスタッド
年代 20代~40代 20代~40代 20代~40代 20代~50代 20代~50代 20代〜30代 20代~40代 20代〜30代 20代後半~30代後半 30代~45代 30代~50代 30代~50代
ジャンル 総合 総合 総合 総合 IT、Web、ゲーム Web・ゲーム ゲーム ゲーム Web・広告/出版 Web・広告/マスコミ ハイクラス グローバル グローバル 障がい総合
求人数 約100,000件(非公開を含む) 約100,000件 約28,000件 約23,500件
(2023年1月5日現在)
約1,000件 約2,000件 約31,000件 約10,000件 約45,000件
地域 全国 全国 東京・神奈川・埼玉・千葉 東京・神奈川・埼玉・千葉 東京・神奈川・埼玉・千葉 東京・大阪・名古屋・福岡・金沢 関東・東海・関西
詳細 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら

総合型求人の転職エージェント

転職エージェントを選ぶ際には必ずどこか登録しておきたいのが総合型転職エージェントです。

リクルートエージェント

リクルートエージェント
(引用元:リクルートエージェント)

リクルートエージェントは、国内最大級の転職エージェントです。
年間登録者数は約130万5000人にものぼり、多くの転職者・企業から信頼を得ています。

総合型エージェントとして幅広い業界の求人を取り扱っており、Webデザイナーの求人も公開求人2,698件と豊富です。
特に、東京都での就業を希望するWebデザイナーにおすすめです。
リクルートエージェントは東京での求人を多く扱っており、掲載中のWebデザイナー関連職種の約70%が東京都の募集です。

サイトが使いやすく作り込まれているので、アカウント登録から書類作成、応募企業とのやり取りもサイト内ツールで完結しているため、スムーズに転職活動を進められます。

ポイント

  • 業界最大級の求人数
  • キャリアアドバイザーによるサポートの充実
  • サイトUIが使いやすい

登録者数が多いことから自然と掲載求人が多くなる、多種多様な求人があるため、登録しておいて損のないサービスです。

dodaエージェント

dodaエージェント
(引用元:doda)

非公開求人を含む約10万件の求人を保有する総合型転職エージェント。

キャリアカウンセリングによるきめ細かいサポート。
職務経歴書や履歴書、面接のノウハウを専門スタッフがアドバイスしてくれます。

一人での転職活動に不安を感じている方にあった、丁寧なサービスが特徴。

ポイント

  • 保有求人数10万件
  • 専門スタッフによる転職活動のアドバイス

ワークポート

ワークポート
(引用元:ワークポート)

IT業界に特化した転職エージェント。
IT・WEBエンジニアに特化した求人を多く保有しているため、周辺のデザイナー求人を多数保有している。

全国エリアをカバーしていることと、未経験からハイエンドまでの豊富な条件を専任アドバイザーが提案してくれる。

大手には無い求人も多数あるため、その求人目当てでの登録もありかもしれない。

ポイント

  • IT・WEBエンジニアに特化しながらも豊富な求人数
  • 未経験から挑戦できる求人も豊富
  • 専任アドバイザーが求職者にあった求人を提案してくれる

type転職エージェント

type転職エージェント
(引用元:type転職エージェント)

一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人に特化した転職エージェント。
20代から50代までの幅広い年代をカバーしつつ総合的な求人を保有しているのが特徴。

特定地域に特化した求人提供だからこその手厚いサポートが可能。

20年近い転職支援歴からの転職ノウハウも充実している

ポイント

  • 一都三県に特化した総合型の転職エージェント
  • 幅広い年代に対応した求人を保有している

WEB・ゲーム業界デザイナー向けの転職エージェント

デザイナーの中でもWEB・ゲーム業界デザイナー向けの求人に強い転職エージェントを紹介します。

需要の増加によってどの転職エージェントでもIT系人材の求人は掲載されています。

その中でもWEB・UI/UXデザイナー向け求人に特化しているので専門のアドバイザーから適切なサポートを受ける事ができます。

GEEKLY

Geekly
(引用元:Geekly)

IT・WEB・ソーシャルゲーム業界を専門とした転職エージェント。
一都三県でのIT企業への転職を希望する方向けに専門性の高いサポートを提供してくれます。

専任コンサルタントが職種別に職務経歴書、面接対策をしっかりとサポート。

企業とのマッチングから給与や条件交渉など、求職者の希望に沿った支援が行えるのが強み

ポイント

  • 専任コンサルタントがサポート
  • 専門性高く高精度のマッチング
  • 入社後のフォローまでサポート

マイナビクリエイター

マイナビクリエイター
(引用元:マイナビクリエイター)

Web職・ゲーム業界に特化した転職エージェント。
20代〜30代向けに業界トップクラスの保有求人数。

クリエイター転職に必須のポートフォリオ作成支援を受けることができる。

担当アドバイザーが納得いくまで丁寧に対応。
希望条件を元に求人情報を随時紹介してくれます。

ポイント

  • 若年層向けの転職エージェント
  • ポートフォリオ作成支援
  • 希望条件にあった求人を厳選し紹介

Hiraku agent

Hiraku agent
(引用元:Hiraku agent)

ゲーム業界専門の特化型転職エージェント。

ゲーム業界の経験年数7年以上のエージェントのみがサポート対応してくれる。

平日なら22時まで、土日祝日でも面談対応してくれるので在職中でも時間調整がしやすい。

ポイント

  • 経験豊富なエージェントが対応
  • 土日祝日でも面談可能

ファミキャリ!

ファミキャリ!
(引用元:ファミキャリ!)

ゲーム誌「ファミ通」とクリエイティブ業界専門の転職エージェント「クリーク・アンド・リバー社」が運営するゲーム業界特化の転職エージェント。

大小問わずほぼ全てのゲーム業界求人を保有している。

業界事情に精通したエージェントによるキャリアカウンセリングが可能。

ポイント

  • ゲーム業界のほぼ全ての求人を保有
  • 業界事情に精通したエージェントがサポート

広告・出版業界デザイナー向けの転職エージェント

広告・出版業界のデザイナー向けの求人を多数保有している転職エージェントを紹介します。

IT関連求人が増加する一方で、広告・出版業界向けのデザイナー求人は圧倒的に数が少なくなっています。

求人数が少ないからこそ業界のサポート実績の多いエージェントを抱える紹介企業の絶対数も少なくなっています。

webist

webist
(引用元:webist)

Web業界・広告/出版業界のクリエイターに特化した転職エージェント。
Web業界のクリエイター求人に強く、広告/出版業界の求人を含め国内最大級の求人数。

正社員以外にも様々な雇用形態(正社員・契約社員・紹介予定派遣・派遣・業務委託)の求人を保有。

全国6拠点(東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡)で転職をサポート。

ポイント

  • Web業界を中心にクリエイター特化
  • 様々な雇用形態の求人を保有

マスメディアン

マスメディアン
(引用元:マスメディアン)

マーケティング・クリエイティブ専門の転職エージェント。
60年以上の歴史を持つ「宣伝会議」のグループ会社が運営している。

独自のコネクションで専門分野で圧倒的な求人数。

クリエイティブ・マーケティング関連求人に特化しながら全国5拠点(東京・大阪・名古屋・福岡・金沢)で転職サポート。

ポイント

  • 歴史ある実績で得た圧倒的な求人数
  • 専門性の高い求人を保有

Webデザイナーの転職事情

Webデザイナーは、デザイン職の中でも人気の高い職業で、それゆえ志望者数が多いのが特徴です。

需要も多く、未経験からでも挑戦が可能な反面、給与面では他のデザイン職と比較して若干低くなっています。

  • 主な転職理由
  • 平均年収
  • 未経験・他業種からの転職難易度

ここでは、上記の3つの観点からWebデザイナーの転職事情について解説します。

Webデザイナーの主な転職理由

Webデザイナーは離職率の高い職種でもあります。
同一企業に10年以上勤めているケースは稀で、3〜5年程度で転職していくケースが多いです。

転職理由も人によって様々ですが、

  • スキルアップ
  • 労働環境
  • 給与
  • 企業理念への共感

などが転職理由として多く挙げられます。

スキルアップ

企業によって得意領域がある程度限られるので、同じところで働いているとスキルアップが望めないと感じるようになります。 そのため、新しい技術やデザイントレンドを習得するために、よりスキルアップできる環境を求めるWebデザイナーは少なくありません。

労働環境

Web業界は納期が厳しい場合もあり、長時間労働になりがちです。
慢性的な長時間労働にストレスを感じるようになると、つらい労働環境を改善すべく、残業が少ない企業へ転職するケースは多く見られます。

給与

Webデザイナーの給与は、経験やスキル、勤務先によって大きく異なります。経験が少ないうちは収入が低く設定されがちなので、収入アップを目指して転職するケースは多いです。

企業理念への共感

明確な企業理念を持つWeb制作会社は少ないので、デザインを通して社会に貢献したい、自分のデザインスキルを活かせる仕事がしたいなど、自身の方向性が明確になると転職を決めるWebデザイナーもいます。

Webデザイナーの平均年収

Webデザイナーの平均年収は、約360万円 と言われています。(参照:doda「平均年収ランキング」)
これは2023年の民間企業の平均年収である459万円と比較すると、年収は低くなると言えます。
ただし、Webデザイナーの年収は、経験やスキル、年齢、勤務先、雇用形態によって大きく異なります。

経験豊富なWebデザイナーは、より高い年収で雇用される傾向にあります。
また、Web制作会社よりも自社開発企業に所属するWebデザイナーの方が、高収入を得られるケースが多いです。

十分な実力を身につけていればフリーランスになるとさらに年収を上げることも可能です。その場合、案件の獲得状況によって収入が不安定になりがちな点に注意が必要です。

未経験・他業種からの転職難易度

Webデザイナーは、未経験や他業種からの転職もしやすい職種です。

慢性的な人手不足から、未経験者を募集している企業もあり、スキルや経験よりも、熱意やポテンシャルを重視する制作会社も多いです。

未経験や他業種からWebデザイナーを目指す方の多くは、Webデザインスクールや、職業訓練校に通ってポートフォリオを作成し、学校の紹介や卒業生の就職先を最初のステップにするケースが多いです。

転職を成功させるには、自身の強みをアピールすると共に、企業の求める人物像を理解することが重要です。入社後すぐには戦力にな慣れないことを自覚し、貪欲に業務に取り組む熱意が大事になります。

転職エージェントのメリットとおすすめな理由

転職エージェントのメリットとおすすめな理由

転職エージェントを利用した方が好条件の企業が見つけやすくなりますし、数々の転職サポートを受けることができます。

転職エージェントがおすすめな理由

  • 転職サイトよりも好条件の求人が見つかる
  • 非公開求人の紹介
  • 在職中の転職活動が進めやすい
  • 応募書類の添削や面接対策
  • 年収交渉の代行

転職エージェントを利用せず転職サイトを使っての転職活動も人気です。
転職サイトとの違いから転職エージェントがおすすめな理由について解説していきます。

転職サイトよりも好条件の求人が見つかる

転職サイトよりも転職エージェント経由の方が条件のいい求人を見つけやすいです。

  • 転職エージェントは採用コストがかかる分、採用予算のある企業が多め
  • 非公開になっている有名企業の求人を多数保有
  • 書類作成支援や面接対策が充実しているので選考を通過しやすい

転職サイトの場合は未経験歓迎やキャリアの浅い方向けの求人が多く、給与や福利厚生が整っていない企業が多いため転職してキャリアアップを目指すのに向いていません

採用にコストがかけられないということは、他の部分にも予算を使えない企業が多く、就職後に長時間労働や労働環境の悪さに気づくことも多々あります。

非公開求人の紹介

転職エージェントでは転職サイトなどに公開されていない、好条件の求人を紹介してもらえます。

非公開求人は、様々な理由によりネット上には公開されていない求人情報です。求められるポジションや経験が明確なため、条件が合えば希望に沿った転職が叶います。

特に、経験豊富なWebデザイナーや、専門性の高いスキルを持つWebデザイナーの場合は、非公開求人の中に、自身の能力を活かせる転職先を見つけることができるかもしれません。

面倒な対応を任せて在職中でも転職活動できる

在職中だと応募中の企業とのやり取りや面接スケジュールの管理を一人でこなさなくてはいけないため、1度に応募できる件数が限られ転職活動の期間が長期化してしまいます。

転職エージェントを使っていれば、応募から面接日の調整まで全て丸投げできるのでとても楽です。

エージェントを挟むことで企業側の本音を聞き出しやすく、面接では聞けなかった本音や条件交渉をすることができます。

求職者の立場が弱く、企業側に有利な条件での採用を迫られる中でも代役で条件交渉してくれたりもします。

応募書類の添削や面接対策を受けられる

転職エージェントには転職を成功させるための豊富なノウハウがあり、求職者と企業をマッチングさせるために色々なサポートが受けられます。

受けられるサポート

  • 応募書類の添削
  • キャリアアドバイス
  • 面接対策
  • 面接フォードバック
  • 条件交渉
  • 退職交渉

大手であればあるほどサポート体制が充実しているため、どの職種でも大手転職エージェントには登録しておきたいところです。

逆に専門性の高い転職エージェントの場合は他には無い求人案件を持っているけれど、転職活動のサポート面が弱く転職活動慣れしていないと苦戦する確率が高くなります。

年収交渉の代行

転職エージェントは、企業との年収交渉を代行してくれます。
自分自身では交渉しにくい給与や待遇面についても、転職エージェントが間に入ることで、希望の条件を引き出しやすくなる可能性があります。

これらのサポートを受けることで、Webデザイナーはより効率的に、かつ希望の条件に近い転職先を見つけやすくなるでしょう。

転職エージェントの選び方

転職エージェントの選び方

全国には2万件以上の転職エージェントがあるため、どの転職エージェントを選んでよいか迷うものです。

結論としては複数社を併用しいいとこ取りするのが最も効率的な利用方法です。

多くの転職エージェントは有力な求人は非公開としているため、登録してみないとどんな求人があるのか見ることもできません。

年代やキャリアによっても転職エージェントの特徴はことあります。
自己分析をして自分の状況に合ったものを選ぶ必要があります。

必ず複数社の転職エージェントに登録利用する

転職エージェントは2〜3社を併用することをおすすめします。

大手エージェントでも担当者によっては合う合わないも相性がありますし、保有している求人案件も異なります。担当が変わるだけで転職活動がスムーズに進むケースもあります。

複数社利用することで転職市場の理解が深まって、自分に合った希望の求人を見つけられる確率が上がり、転職活動の効率も上がります。

年代、キャリアに合った転職エージェントを選ぶ

転職エージェントの保有する求人には年代、キャリアによっても向き不向きがあります。

求人票には年齢による差別はできないので応募条件の載せられなかったり、応募者の母数を多くするために応募条件を低く設定しているケースもあります。

書類通過率が極端に低かったり、面接でミスマッチを感じるようならキャリアアドバイザーに聞いて転職市場について聞いてみるのもいいでしょう。また、別の転職エージェントに切り替えるのもありです。

最終的に入社する1社を見つけることができればいいわけなどで、それまでの過程で書類不通過が続いたり、不採用が続いたりしても落ち込まず冷静に足りない部分を分析することが大事です。

転職エージェントの使い方

転職エージェントの使い方

転職エージェントを利用した転職活動の流れを解説します。

どの転職エージェントでも流れはほぼ同じなので、書類作成や模擬面接などの経験は複数社利用していれば流用することができます。

求人数の多さを誇る大手転職エージェントも専門性に特化したサポート体制には欠けるため、希望業種に特化した転職エージェントで模擬面接を組むなどすることで他の求職者と差別化することができます。

1

登録・面談

まずはアカウントを作成し、年齢や学歴、職歴などをもとにキャリアアドバイザーと面談を行います。

面談の際に登録時点での希望条件から合いそうな求人案件や、おすすめの求人情報を紹介してもらえます。

気になった企業には積極的に応募してくださいと言われますが、応募する前にはある程度のリサーチを行ってからの方がいいです。 いくら応募数が多くても転職理由や、志望動機がマッチしていないと書類選考で落ち続けることになります。

2

履歴書・職務経歴書の作成

応募の際に提出する履歴書、職務経歴書を作成します。

書類選考を通過しないと面接にも辿り着けないので、書類の内容は企業側にとって魅力的な人材に見えるしっかりと作り込みます。

職務経歴書ではできるだけ数字などの具体的な例を挙げて客観的に分かるように記載します。具体的に表せる実績が無い場合も数字や比較対象を上げるなどしてイメージしやすいように工夫します。

3

求人応募・面接対策

希望に合った求人に応募しつつ模擬面接をしながら面接対策を進めていきます。

面接では志望動機やなぜデザイナーになりたいかなど、どの企業でも同じような流れや質問内容で進められるため、できるだけ回数を積み上げて自分にとってベストな答えを事前に準備しておきます。

最初のうちは練習のためにも何社か面接を受けてみると雰囲気が掴めていいでしょう。

4

面接・フィードバック

コロナ禍になってからWeb面接が当たり前になってきました。 選考が進むとオフラインでの面接を求められるケースもありますが、ほとんどの場合はオンラインで完結できます。

仕事を休んで面接時間を確保したり、通勤できないから応募の選択肢から外さなくてはいけないことも少なくなってきました。

リモートワーク中なら勤務中でも1時間程度の空き時間の確保も容易なため、面接スケジュールも組みやすいです。

面接が終われば担当キャリアアドバイザーから直接企業の感想を聞くことができます。 面接でアピールしきれなかったポイントを伝えたり、逆に企業側の求めている人材について掘り下げた話を聞くこともできます。

5

内定・条件交渉

2〜3回程度の選考を無事通過できれば内定となります。 多くの場合は人事、担当部署、役員の3回面接の機会があり、それぞれに事前の対策が必要になります。

内定が出るとようやく給与や福利厚生などの具体的な条件提示があるので、そこから交渉が始まります。 提示された条件が思っていたものよりも悪い場合は積極的に交渉しましょう。好条件になるよう交渉ではエージェントを積極的に活用しましょう。

内定受諾を焦らせるようなエージェントもいますが、条件に納得ができない場合は返事を急ぐ必要はありません。

6

入社手続き・退職交渉

内定受諾後はすぐに入社手続きと退職交渉が始まります。

退職日が決まらないと、入社日を決めることができないため、スムーズな退職交渉が必要になります。

引き止めや、退職日の引き伸ばしに合わないように明確な退職意思を伝えましょう。

転職活動をしていることは、内定受諾までは決して社内に漏れないように気をつけましょう。漏れてしまうと退職交渉がスムーズに進まないなどの弊害は起こりかねません。

未経験からWebデザイナーに転職するには?

未経験からWebデザイナーに転職するには?

Webデザイナーは人気職種の一つで、多くの人が転職を目指しています。

魅力的なWebサイトデザインに興味を持ったり、現在の仕事よりもクリエイティブな仕事に就きたいと考え他職種からWebデザイナーへ転職するケースも多いです。

転職を考えた際に、「未経験からでもWebデザイナーになれるのだろうか?」と不安を抱く人もいるでしょう。
結論から言うと、未経験であってもWebデザイナーになることは可能です。

未経験からWebデザイナーを目指す場合、企業は将来的に戦力となり得るポテンシャルを秘めている人材を求めているということを理解しておく必要があります。あなたがデザインに対する意欲はもちろんのこと、新しい環境に適応できるかどうかを見極めようとします。

未経験からWebデザイナーになるには、ポートフォリオ作成やデザインスキル習得など、事前の準備が重要になります。とはいえ、未経験の方に高品質なポートフォリオは求められないので、意欲や工夫によって他のWebデザイナー志望者との差別化が必要になります。

デザインスキルの身につけ方

未経験の方がWebデザイナーへの転職に必須のデザインスキルを身につける方法には、いくつかの選択肢があります。

  • オンラインスクールや専門学校で基礎を学ぶ
  • 職業訓練校で基礎を学ぶ
  • 独学でスキルアップを目指す

これまで出会ったデザイナーの多くは、他業種からデザイナーへ転職した方でした。
どなたも転職を実現する前にある程度のデザインスキルを身につけ、転職後も意欲的に学ぶことで経験不足の部分をカバーしていました。

未経験転職はどうすれば成功するのか

デザイン未経験での転職の場合、求められる能力やスキルセットで多くの方が誤解しているケースがあります。

不安要素を持って転職活動するのは不利になってしまうので、自分の強みをアピールするためにも不要な誤解は解消しておきましょう。

Webデザイナー職よくある誤解

  • デザイナーにはセンスが必要
  • コーディングやプログラミングスキルが必要
  • これまでのキャリアは役に立つ

デザイナーにはセンスが求められるとはよく耳にしますが、それはごく少数の著名なデザイナーで、実務ではトレンドや戦略のもと的確なデザインを取捨選択できる能力が求められるため、経験や知識によるところが大きくなります。

コーディングやプログラミングスキルについても、あれば優位性が上がるのは間違いありませんが、多くの方はHTML、CSSすら理解していないのが実情です。

他業種で積んだ経験についても、未経験でも採用されるような企業の場合にはあまり役に立たないと考えられます。未経験採用をしている多くの制作会社は慢性的な人手不足に悩まされていて、一人当たりの案件数が過多になっていることが予想できます。
そのような環境では、冷静にこれまでの経験を活かしデザインするよりも、目の前のタスクをこなす作業に追われることになるでしょう。

しかし、まずはWebデザイナーに転職し、実務経験を積んだ上でさらに先のステップへの足がかりと考えるならば、どんな環境であっても無駄ではないと思います。

まとめ

IT・WEB業界デザイナーにおすすめの転職エージェントについてまとめてみました。

デザイナーといっても職種は様々あるため、誰にでもおすすめの転職エージェントとなると総合的に案件を扱っている大手転職エージェントになります。

大手転職エージェントだけを利用していても効率的ではないので、職種ごとにより特化した転職エージェントを併用することで希望条件にあった企業を見つけやすくなります。

デザイン系の場合は転職する人が多く求人数も多いため、転職をするだけで給与を上げることができます。
現状よりももっといい条件、いい環境で働きたいと思ったら転職エージェントを使ってみてはどうでしょうか?