公開日:2019/11/12
最終更新日: 2021/12/05

FBA納品時に受取拒否にならない緩衝材

梱包緩衝材の選択に失敗した男性

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FBA納品の際に多くの場合様々な商品を混在させて梱包するのではないでしょうか、大きさや形の違うパッケージをダンボールに詰めていくと必ずと言って良いほど隙間ができてしまいます。
AmazonではFBA納品の際にできるだけ隙間を無くすように緩衝材を詰めるようにアナウンスされています。

ですが、使用できる緩衝材とできない緩衝材があり、使用できない緩衝材を使ってフルフィルメントセンターに納品した場合、最悪の場合受領拒否となり着払い返送になることも考えられます。

ちゃんと使用できる緩衝材とできない緩衝材を理解した上でFBA納品をし、納品不備を極力避けるようにしましょう。

なぜ緩衝材が必要なのか?

なぜ納品梱包に緩衝材が必要なのでしょうか?Amazonでは以下のように記載されています。

運送中の損傷を避けるため、輸送箱の中はなるべく隙間を作らないようにしてください。サイズが小さな商品や少数の商品のみを納品する必要があり、どうしても輸送箱の中に隙間ができてしまう場合には、緩衝剤を入れるなどの対策をしてください。

※引用元:梱包要件 – Amazonセラーセントラル梱包要件

FBA倉庫内で商品を破損させてしまうことがある

Amazonでは日々大量の商品を受け入れ受領、検品、梱包、発送が繰り返されています。FBAでは稀ではありますが、フルフィルメントセンター内で商品を破損してしますことがあります。
破損された商品については商品の販売金額ではないですか、ある程度の金額補填がなされます。

商品を扱うのは人間ですから、ミスは付き物です。商品が破損してしまうタイミングがいくつか考えられますが、フルフィルメントセンター到着時、受領作業中の破損頻度が高い印象です。

隙間があってダンボール内で商品が動き破損することも考えられますが、詰め込みすぎによる破損も考えられます。

ダンボールが破れる。商品を取り出す際に傷つけてしまう。大小重さの異なる商品が詰め込まれていてふとしたタイミングで落としてします。色々なケースが考えられます。

必要最低限の緩衝材は入れましょう

何のない状態よりも、多少のクッション材があった方が商品破損の危険性は減ります。Amazonでは輸送中の破損を避けるために緩衝材を詰めるように案内されていますが、倉庫内スタッフのケアレスミスを避ける目的もあるのではと思います。
最低限でもいいので緩衝材を詰めておくのが良いのではないかと思います。

FBA納品時の緩衝材要件

FBA納品時の緩衝材要件

FBA納品時に使用できる緩衝材について、Amazonでは以下のように案内されています。

使用可能な緩衝材は、クッション、エアピロー、紙です。生物分解可能な梱包材(とうもろこしの梱包材)、クリンクル(しわ加工)ラップ、シュレッダー済みペーパーは使用できません。

使用できる緩衝材は、クッション、エアキャップ、紙に限ります。
バラ状発泡スチロール、シュレッダー済みペーパーなどは、いかなるときも使用しないでください。

※引用元:梱包要件 – Amazonセラーセントラル
梱包の要件

記載されている箇所によって微妙に内容が異なりますが、共通点もいくつかあります。双方に記載されているものを使用もしくは使用しないようにしましょう。

FBA納品で利用可能な緩衝材・利用できない緩衝材

FBA納品で利用可能な緩衝材・利用できない緩衝材

使用できる緩衝材、使用できない緩衝材をそれぞれ見ていきましょう。

利用可能な緩衝材

クッション
正直なところ「クッション」は定義が曖昧で正確にこれと言ったものがありません。

エアピロー
エアークッション。ビニール素材の中に空気が入った緩衝材で、大小様々なサイズがあり、必要に応じてちぎって使用します。

エアキャップのイメージ画像

エアキャップ
商品を包んで使用する非常にポピュラーな緩衝材。

新聞紙のイメージ


最も一般的な緩衝材。紙にも色々あるかとは思われるが、厚みや硬さについて細かい指定はされていません。

利用できない緩衝材

生物分解可能な梱包材
デンプン素材などから生成され、水などで溶け環境に優しい緩衝材

バラ状発泡スチロールのイメージ

バラ状発泡スチロール
泡状のポリエチレン樹脂でできた緩衝材

シュレッダー済みペーパーのイメージ

シュレッダー済みペーパー
紙はOKですが、シュレッダーで細かく裁断したものはダメのようです。