公開日:2019/11/15
最終更新日: 2021/12/21

【Amazon出品初心者】小口出品の手数料や配送料、大口出品との違いを解説

本記事のリンクには広告が含まれています。

これからAmazonマーケットプレイスに出品しようと思っている初心者向けに小口出品プランについて解説します。

Amazonを利用して商品を販売していくと多くの手数料や費用が発生します。
販売してはみたものの思ったように利益が残らなかったという事がないように、事前にどんな費用が発生するのかを把握しておきましょう。

本記事の内容

  • Amazon出品プランの概要
  • 小口出品プランで発生する手数料
  • 小口出品プランの配送料

本記事では小口出品からAmazon販売を始める方向けに、Amazonで発生するお金について解説していきます。

出品プランが小口出品・大口出品と分かれているだけあって、小口では販売する上で不利になってしまう点もあります。
最後には小口出品で販売する際の注意点についても触れています。

Amazonの出品プラン

Amazonに商品を出品する際には2つの出品プランからどちらか片方を選択します。

  • 小口出品プラン
  • 大口出品プラン

Amazon販売を始めたばかりの方の多くは小口出品プランを選択します。

固定費が不要で商品が売れた際に手数料が発生するので、初心者や取扱点数が少ない方におすすめのプランです。

小口出品プランの主な内容

月額登録料がかかりません

小口出品の場合は無料で出品が可能です。
大口出品の場合には4,900円(税別)の月額登録料がかかります。

商品販売時の手数料

商品が売れた際には1商品につき100円の基本成約料と販売手数料が発生します。

本、CD、DVDなどのメディア商品の販売時にはカテゴリー成約料が発生します。

メモ

大口出品の場合は基本成約料(100円)が発生しないので、月50点以上販売する場合は大口出品の方がお得。

すでにAmazonに登録済みの商品に出品可能

小口出品の場合にはすでにAmazonに登録された商品であれば出品可能です。

自分で新規商品ページを作成することはできません。
商品ページを作成するには大口出品プランである必要があります。

商品登録は1商品ずつしかできません。
大口出品の場合にはリスト形式での一括登録が可能です。

Amazon販売時に発生する手数料

小口出品の場合は月額の固定費などはありませんが商品販売時に手数料が発生します。

  • 基本成約料
  • 販売手数料
  • カテゴリー成約料

上記3つの手数料が商品販売毎に発生します。

基本成約料

商品が売れた際に1商品につき100円の成約料がかかります。税抜き価格のため、消費税が加算されます。

販売手数料

販売価格に対してカテゴリーごとに決められた利率の掛けたものが手数料として引かれます。約8〜15%(Amazonデバイス用アクセサリは45%)の販売手数料もしくは30円程度の最低販売手数料でこちらも税抜き価格のためさらに消費税が加算されます。
関連記事:Amazon(FBA)の手数料について総まとめ

カテゴリー成約料

メディア商品(本、ミュージック、ビデオ・DVD商品、PCソフト、TVゲーム)の場合には販売手数料とは別に本の場合は80円、それ以外の場合には140円がかかります。

小口出品プランの配送料

小口出品の場合にはAmazonの指定した配送料が適用され、販売価格とは別に送料として別途購入者に請求します。大口出品の場合には個別に設定を変更できるので送料無料などの独自の配送料を適用することができます。

カテゴリー 日本国内
¥262
CD・レコード ¥356
ビデオ ¥398
DVD ¥356
PCソフト ¥356
TVゲーム ¥356
おもちゃ&ホビー ¥524
ベビー&マタニティ ¥524
上記以外のカテゴリー ¥472 + ¥53/Kg

小口出品ショッピングカート獲得資格

最後に一番重要な点ですが、小口出品はショッピングカートを取得できません。

Amazonで商品を販売する上でショッピングカートを取得できるか否かは非常に重要です。新品商品の場合にはほぼ全てと言っていい割合でショッピングカートを獲得した出品者から商品は購入されます。

ショッピングカートを取得できない出品者が、ショッピングカートを取得した出品者と競い合うには価格競争で購入者を獲得するしかありません。

あなたの扱う商品が新品商品の場合。他の出品者との価格競争に負けないだけの仕入れができない場合には大口出品を検討されることをオススメします。