デザイナー志望の就活生や転職希望者が、面接で必ず聞かれる質問のひとつが「なぜデザイナーになりたいのか」です。
しかし、面接では単に思いを伝えるだけでは不十分です。
企業が求めるのは、あなたのデザインスキルだけでなく、問題解決能力やコミュニケーション能力など、多岐にわたる能力です。
これらに応えるには、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
この記事では、思いや能力をアピールしながら、なぜあなたがその企業のデザイナーとして活躍できるのかを具体的に説明する方法を解説します。
企業の心を掴む、説得力のある志望動機を作り上げていきましょう!
記事の内容
- 好印象を与える回答のポイント
- 事前準備の方法
面接は質問にその場で考え回答しているだけでは内定獲得には繋がりません。
企業に対し、自分がどういったデザイナーで、採用するとどれだけのメリットがあるのかをアピールしていく場にしなくてはいけません。
面接で好印象を与え、内定獲得に繋げましょう。
目次
志望動機は自己PRのために重要なポイント
「デザイナー志望動機」は面接の中で必ず聞かれる質問で、自己PRのためにも重要なポイントになります。
面接でも序盤に聞かれる事が多く、ここで受け答えによってはその後の面接官の反応が変わってきます。
志望動機と絡めてよく聞かれる質問が「なぜデザイナーになりたいか」「どんなデザイナーになりたいのか」で、この質問を等して企業側は、あなたがどういう人物で仕事とどう向き合うのかを見極めようとしています。
事前準備がなければ表面的な回答しかできませんが、必ず聞かれる質問なのでカンペを用意しておけば問題ありません。
なぜデザイナーになりたいかを整理し自己PRにつなげる
デザイナーを志望する理由は人それぞれです。
自分では何でもないエピソードも、面接官からすると聞いてみたい内容になります。
まずは「なぜデザイナーになりたいか」をわかりやすく具体的に整理します。
応募企業の業務内容と自分のなりたいデザイナー像を重ね、入社後にどういった事がやりたいかを紐付けます。イメージはスキルや案件などできるだけ具体的なものに落とし込んだ方がいいです。
最後には必ず企業側に自分を採用するメリットについてもアピールします。
企業研究をして企業の課題見つけ、自分なりの答えを作った上で面接に臨めるようにしましょう。
面接では結論ファーストで話す
面接では必ず結論を先に、説明を後に持ってきて話を進めます。
結論を前に持ってこないと聞き手はなかなか話の全体感を把握する事ができません。
その場で考え話していると、話の内容を整理するのが難しくなるので事前に何を話すかについてはまとめておくと焦らずに自己PRする事ができます。
企業側に自分の採用メリットを伝えるチャンス
面接で志望動機を聞かれた際は、企業側に自分を採用するメリットを伝える機会と捉え自己PRにつなげる事が重要です。
企業側からの質問に答え、自分のスキルや経験を伝えることは重要ですがそれだけでは不十分で、自分を採用することがいかに企業の課題解決につながるかをアピールしていく必要があります。
企業研究をし課題感をある程度まとめた上で、自分ならどういった働きかけができるのかを言葉にしていかなくてはいけません。
面接では質問への回答だけでは不十分
面接では企業側からの質問に対して答えているだけでは不十分です。
質問は短い時間の中で求職者のスキルや人間性を確認するきっかけであって、質問の回答だけでは「物足りない」と感じられてしまいます。
面接の質問にはある程度パターンがあるので、回答は事前に用意し、
そこから先に踏み込んだ話も用意しておくのが大事です。
キャリア目標を具体的にイメージする
目標とする具体的なキャリアパスをイメージすることも大事です。
キャリアパスのイメージを持っている方が業務に対して積極性が持て、社内での役割も明確になります。
面接までのところで、入社後にどういったキャリアを歩みたいかと歩めるのかをイメージしておくといいでしょう。
具体的な目標が決まっていれば面接時に質問して確認する事ができますし、企業とのミスマッチを避ける事ができます。
会社に求めるもの、自分が貢献できること
企業側が自分に求めるであろうデザイナー象と、入社後に自分が経験したい業務内容については面接前にしっかりと企業研究しておく必要があります。
目標全てを叶える事ができる企業はあまり無いので、自分の中で優先順位を決めて、面接時には優先順位の高いものを確認します。
企業側に求めるものを質問するだけでは内定が遠ざかってしまうので、自分が入社することで企業側に貢献できる項目についてもしっかりアピールしていく必要があります。
面接では事前準備が大事
面接では事前準備がとにかく大事です。
約1時間程度の時間の中でどれだけ自分をアピールするか、準備不足ではよほどポートフォリオが良くないと先の選考に進むことはできません。
ポートフォリオや職務経歴書だけでは求職者の実績を正確に把握することはできません。
実績を誇張していたり、虚偽の情報も混ざっているかもしれないので、面接では人間性を含め実績は必ず確認されます。
質問に正確に答えることも大事ですが、資料に載せきれないアピールポイントについて積極的に話す必要があります。
企業からの質問にはパターンがある
面接ではまず自己紹介をしてから志望動機、過去の実績を聞くパターンが一般的です。
ポジションによってその後の質問は若干変わりますが、自己紹介・志望動機・実績についてはデザイナー面接では必ず聞かれる内容になります。
質問パターン
- 自己紹介
- 志望動機
- ポートフォリオの説明
- 将来の展望
- 逆質問
必ず聞かれる質問だからこそ他の求職者も対策はしているし、準備不足ならマイナス評価につながります。
何を答えるか事前に準備しておけば不安になることもありません。
面接には事前準備による慣れも必要
質問内容への回答を事前に準備しておくことも重要ですが、面接に慣れることも重要です。
実際の面接となると緊張して事前準備した内容を忘れたり、想像したように回答することができないことも多々あります。
面接慣れするためにも転職エージェントで利用できる模擬面接を受けたり、練習のために実際に面接を受けてみると面接の成功率が上がっていきます。
まとめ
採用面接の中で志望動機への回答はとても重要です。
場当たり的な回答では面接官に対し身よく的な回答をすることは難しいです。
面接には必ず事前準備をした上でのぞみ、自分をしっかりとアピールできるようにしましょう。