FBAには在庫保管手数料とは別に「長期在庫保管手数料」があります。
以前は半年ごとに在庫の一斉チェックがありましたが現在ではフルフィルメントセンターに保管開始されてから365日が経過すると長期在庫保管手数料が加算されます。
ここで重要なのは手数料がかかることではなく1年間365日間商品が売れなかったことです。
目次
FBAの長期在庫の放置はいけません。保管手数料よりも気をつけないといけないこと
フルフィルメントセンターに商品を保管開始してから365日を過ぎると長期在庫保管手数料がかかります。
364日までは手数料は長期在庫保管手数料は発生しませんが、1年を過ぎると毎月長期在庫保管手数料が加算されます。
通常の在庫保管手数料とは別に加算される長期在庫保管手数料とはなんでしょうか?
FBAでは1年間預けたままの商品に長期在庫保管手数料がかかります
FBA利用者ならば在庫保管手数料の存在は知っているはずです。
在庫保管手数料は商品パッケージサイズを基準にフルフィルメントセンターで商品の保管が開始された日から毎日加算されていく商品保管費用です。
長期在庫保管手数料は毎月15日に365日を超えた保管在庫に対し請求されます。
長期在庫保管手数料とは?
長期在庫保管手数料の計算方法は在庫保管手数料の計算方法と似ています。
パッケージサイズを基準に倉庫の占有面積を計算します。
10cm×10cm×10cm
上記を1単位として17.773円がかかります。
保管期間が365日を超えた商品が対象のため、それまでに一度返送し再度降るフィルメントセンターに納品した場合には長期在庫保管手数料はかかりません。
翌月以降も長期保管手数料がかかります
365日を超えても手数料を払えば保管は可能です。毎月15日に在庫のチェックが行われるので、365日を超えると毎月長期在庫保管手数料は発生します。
また、長期在庫は最低手数料10円が加算される対象になり、長期保管手数料と最低手数料のうちどちらか金額の高い方が請求されます。
FBAを利用し販売を続ける場合でも一度商品を返送される方が得策です。
FBA返送にかかる手数料は?
FBA返送の手数料は安価に設定されています。
小型・標準サイズの商品で51円、大型サイズの商品で103円です。
商品1個あたりにこの費用がかかりますが日以上に安価です。
長期在庫に気づいたら在庫処分しましょう
埋もれていた長期在庫に気づいたらなるべく早く在庫を処分して行きましょう。
365日以上売れていない商品ですので、これまでに支払った在庫保管手数料でもかなりの金額になっているはずです。
もともと見込んでいた利益の回収は難しいと思いますのでまずはどうやって在庫を現金化するかを考えましょう。
1年間在庫を抱えたままではいけません
1年と言わずなるべく早く在庫を処分、現金化しましょう。
早く売れば在庫を抱えている間のコストがなくなりますし、利益額も上がります。
長期在庫になってしまった商品では利益を取るのは難しいかもしれませんが1円でも多く資金回収して行きましょう。
販売価格を下げる
まずは価格を下げてみましょう。価格が下がれば売れることが多々あります。
思い切って価格を下げるのが効果的です。
商品ページが全く閲覧されなくなることは少ないので、大きく価格を下げると販売価格が高くて購入を迷っているユーザーを取り込むことができます。
他の販路で在庫処分する
Amazonで売れない商品も他の販路で販売するだけで売れることがあります。
販路ごとにユーザーが違うので、Amazonで全く売れない商品の別の場所で販売するだけで売れることがあります。
価格を上げても売れることがあるので、違い販路に商品を露出していくのは重要です。