輸送費の削減は物販では重要な要素の一つです。
仕入れの際の送料、購入者宛の送料、そしてフルフィルメントセンターへの納品送料。
できるだけ安く抑えるために誰もが工夫する部分ですが、納品するダンボール個数を減らすために無理やり1つにまとめていませんか?
無理に一つにまとめなくても送料を抑えることは可能です。
目次
FBA納品のダンボールは160サイズでなくてもイイ
小型・標準商品の納品時に利用できるダンボールの最大サイズは160サイズです。
ゆうパックや宅急便などを使って納品しようとするとどうしても送料もなかなかの金額になってしまいます。できるだけ個数を減らし最小個数で発送したいと思うのは当然かもしれません。
ですが、無理に大きなダンボールに詰めて発送するのが最適ではありません。
無理に大きいダンボールを選択していませんか?
FBA納品に利用できるダンボールの最大サイズは160サイズです。
ですがフルフィルメントセンターへの輸送箱サイズにはさらに三辺の最大サイズが指定されています。
輸送箱の最大サイズがオーバーすると受領拒否の対象になるため注意が必要です。
FBAに納品できるダンボールの最大サイズ
Amazonでは個口配送される輸送箱のサイズ規定を以下のように定めています。
小型・標準
三辺が50cm×60cm×50cmより小さい
大型
三辺の寸法の合計が216cm以内
さらにメーカー専用輸送箱での配送も可能で、その場合には以下のようにサイズの上限が大きくなります。
三辺が95cm×69.9cm×50.9cmより小さい
多くの方は小型・標準サイズの商品を納品されると思いますのでそちらに注目して話を進めます。
Amazonでは三辺ごとに最大サイズを規定していて、どれか一辺でも基準値をオーバーすると受領拒否の対象になります。
最大サイズにこだわって受領拒否
基準となるサイズは縦・横・奥行きを長い順に並べ比較します。
- 53cm×53cm×53cm ×
- 60cm×52cm×48cm ×
- 60cm×50cm×45cm ○
ダンボールごとにそれぞれの辺の長さが異なりますので、一辺でも基準を超えないように注意する必要があります。
個数が多くても送料は安くできます
配送個数を最小にするように工夫するよりも配送料を下げることに力を注ぐべきです。
ヤマト便を使えばダンボールのサイズを気にしながら納品計画を立てるようなことはなくなります。
ヤマト便は容積換算重量というサイズの計算方法を使うため、ダンボールの個数が増えても送料負担は大きくありません。
それに圧倒的に安いというメリットがあります。
ヤマト便を利用しましょう
ヤマト便はダンボールの個数が何個になろうとも一回の配送に対して送料を計算するシステムになっています。
ゆうパックなどのようにダンボール1箱あたりに送料の基準があり複数個送ると安くなるような計算方法ではありません。
ヤマト便なら個数を気にしなくて良い
配送するトラックを占有する面積に対して料金が発生するため、ダンボール1個あたりのサイズが小さくなっても、発送するダンボールの個数が増えても問題ありません。
問題があるとすれば計算方法が面倒なため受付に時間がかかります。
送料計算がシステム化されていないため、計算機を使ってポチポチ計算されるため非常に時間がかかります。
ヤマト便送料計算シュミレーター
当サイトではヤマト便の送料をシュミレートできます。
リンク先で配送元、送り先、ダンボールサイズを入力することで送料を計算できます。
関連記事:ヤマト便送料計算シュミレーター
まとめ買いでダンボールを安く入手する
配送に使用するダンボールの入手方法は様々です。
誰もが工夫してなるべく安く抑えるように努力されていますが、あえてダンボールの購入をオススメします。
160サイズのダンボールはあまり一般できではないため、入手はやや困難です。120サイズくらいまでのダンボールなら比較でき簡単に入手できますが、160サイズのものは難しいためです。
ダンボールを探すために時間を使うよりも、格安なダンボールを購入し時間を買いましょう。
まとめ買いをして格安に入手
ダンボールだけを取り扱っていて、安価なネットショップはいくつもあります。
ホームセンターなどで購入するよりも圧倒的に安価です。
ダンボールの保管場所があるならばまとめ買いしてしまいましょう。
不要なダンボールの再利用もできます
Amazonを利用していれば商品の購入時や商品の返送時にたくさんダンボールを受け取っているはず。
ありがたいことに過剰な梱包であることが多いため、大きめのダンボールで送られてくることが多々あります。綺麗に開封し再利用しましょう。