Amazonビジネスは、企業や個人事業主の方向けに作られた法人向けのサービスです。AmazonビジネスにもBusinessプライムというプライムサービスがあります。
ビジネスユーザーには非常に便利なサービスですが、個人向けのAmazonプライムの特典を利用することはできません。
Businessプライムではプライムビデオの無料視聴ができないのが最大のデメリットです。Amazonプライムは個人会員向けのサービスで、ビジネスアカウントでは利用できない特典が多数あります。
本記事では以下の内容を解説します
- Businessプライムでプライムビデオが見れない理由
- Prime会員特典を活用する方法
- ビジネス利用とプライム特典を両立できるDUOプランの紹介
本記事は、Businessプライムでプライムビデオが見れない理由、Amazonビジネスとプライム会員特典の使い分け方や併用する方法を分かりやすく解説していきます。ビジネスとプライベートの両立を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Amazonビジネス会員になるとプライムビデオが見れなくなる!?
Amazonビジネス会員になると、プライムビデオなどのプライム会員特典が利用できなくなります。
ビジネス用途で利用するメリットが多数あるAmazonビジネスですが、Amazonプライム会員特典のプライムビデオの無料視聴はBusinessプライムの特典には含まれていません。
Amazonプライムに加入されている方で、プライム会員特典についても日常的に使っている方にとってはAmazonビジネスを利用することで特典が使えないとなると大きなデメリットになります。
Businessプライムに入るとプライムビデオが見れなくなります
Businessプライムにはプライムビデオなどのプライム会員特典は付いていません。
Businessプライムに無いプライム会員特典
- Prime Video
- Prime Music
- Amazon Photos
- Amazonフレッシュ
- Prime Reading
Amazonプライムのプライム会員特典は元々個人向けのサービスのため、ビジネス用途で利用するAmazonビジネスのプライムサービスにな含まれていません。
Businessプライムの中には個人向けのDUOプランがあります。
DUOプランの場合はBusinessプライムとAmazonプライムの両方に加入することができ、プライム会員特典も利用できます。
BusinessプライムのDUOプランは1ユーザーのみが加入でき、AmazonプライムとBusinessプライムの両方の年会費を支払う必要があります。
2つのプライムを併用はできない
基本的にはBusinessプライムとAmazonプライムは併用できません。
個人向けAmazonのアカウントからAmazonビジネスアカウントに移行することができますが、Amazonビジネスにアカウントを移行するとAmazonプライムのサービスを引き継ぐことはできません。
Amazonビジネス登録の際にはアカウントの移行と新規アカウント登録のどちらかを選択できます。
個人アカウントからの移行にはメリットもあります。
アカウントを移行することで、購入履歴を引き継げるので、過去の購入歴も含めてビジネスアカウントで購買履歴を管理しやすくなります。
複数人で利用する場合には個人での購入履歴が閲覧されるデメリットもあるので注意が必要です。
オススメ記事Amazonビジネスの登録方法!ユーザー追加も簡単【個人は提出物あり】
プライム会員特典を利用したいならアカウントを分ける
Amazonビジネスを利用しつつ、プライム会員特典を利用したい場合にはアカウントを2つ持つという選択肢もあります。
Amazonビジネスに登録する際には新規アカウント登録を選択すれば、個人向けAmazonとAmazonビジネス両方のアカウントを持つことができます。
どちらのプライムサービスも利用することが可能になります。
Amazonプライムに加入して、Amazonビジネスではプライムサービスは利用しないなどの選択ができるようになります。
アカウントを分けることによるデメリットもあります。
使うアカウントによって、毎回ログインし直す必要があるため、頻繁に切り替えが必要な場合には面倒です。
ビジネスアカウント登録後でも簡単に解除はできる
個人利用のアカウントをAmazonビジネスに移行したとしても簡単にアカウント登録解除することができます。
Amazonビジネスのアカウントを解除すると自動的に個人向けAmazonに切り替わります。
登録した後にやっぱり別のアカウントで登録し直したい、Amazonビジネスの利用をやめたい場合も簡単な工程でアカウントを解除することができます。
Amazonプライムに登録したままのアカウントも、Amazonビジネスを解除すればすぐに利用を再開することができます。
Businessプライムでは利用できないサービス
Businessプライムで利用できないAmazonプライムの会員特典は次のようになっています。
Businessプライムで利用できないプライム会員特典
- Prime Video
- Prime Music
- Amazon Photos
- Amazonフレッシュ
- Prime Reading
Amazonビジネスはビジネス用途のサービスなので、個人向けサービスである
上記のプライム会員特典を利用することはできません。
Amazonビジネスにログインしているとプライムビデオが見れないというわけではなく、プライム会員特典の無料視聴ができないだけで有料での視聴は可能になっています。
Businessプライムのプライム会員特典
BusinessプライムとAmazonプライムは似ているようで別々のサービスになっています。
ビジネス向けのサービスのため、ビジネス向けのサービスが充実しています。
BusinessプライムとAmazonプライム共通のサービス
- 全国どこでも配送無料
- お急ぎ便、お届け日時指定便の利用無料
通常は2,000円以上で送料無料になるところ、Businessプライム会員になるとAmazonプライム会員同様送料無料になります。
お急ぎ便、お届け日時指定便も通常は有料ですが、無料で何度でも利用できます。
Businessプライムだけのサービスもいくつかあります。
ユーザー数によって選べるプランが異なりますが、ほぼ共通の内容になっています。
Businessプライムだけの会員特典
- 累積購入割引
- 購買コントロール
- 購買分析ダッシュボード(Essentialsプランは対象外)
Businessプライムは個人(DUO)なら年会費2,450円(税込)、複数人なら年会費4,900円(税込)〜利用可能なので、費用負担も小さく利用可能です。
個人事業主ならBusinessプライムDUOを利用する
1ユーザー限定ではありますがAmazonプライムとBusinessプライムを併用できるプランがあります。
Amazonビジネスでは基本的にはAmazonプライムの会員特典を利用できませんが、個人での利用に限られたBusinessプライムDUOならAmazonプライムとBusinessプライムの両方の特典を利用することができます。
会員プラン | 年会費 | 最大ユーザー数 |
---|---|---|
Amazonプライム | 4,900円(税込) | 1ユーザーまで |
DUO | 2,450円(税込) | 1ユーザーまで |
二つのプライム会員になることで、Amazonビジネスを利用しつつAmazonプライム会員特典を利用することができます。
個人での利用を目的としたDUOプランには複数人向けのBusinessプライム会員特典が利用できません。
BusinessプライムDUOで利用できないサービス
- 購買分析ダッシュボード
- 購買コントロール
Businessプライムの複数ユーザー向けのプラン、「ESSENTIALS」「SMALL」「MEDIUM」「UNLIMITED」ではAmazonプライム会員特典は利用できません。
まとめ
Amazonビジネスではプライム会員特典でプライムビデオを視聴することは基本的にはできません。
個人事業主、または個人利用の場合だけAmazonプライム会員特典を利用することができますが、複数ユーザーでの利用を考えているなら複数アカウントを持つしか方法はありません。
ご自身の利用環境に合わせて、プライムサービスを選ぶ際の参考になれば幸いです。
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