公開日:2020/09/13
最終更新日: 2021/11/25

無料で複式簿記が対応できる会計ソフトもあります!【有料ソフトとの違い】

青色申告するのに必須の複式簿記ですが、無料の会計ソフトでも対応できるものはあります。

フリーウェイ経理Lite」なら完全無料で使える会計ソフトで、青色申告に必要な複式簿記にも対応しています。

無料であるがゆえに他のソフトにあるような機能がなかったりするのですが、必要な機能はしっかりと備わっています。
しかし、使い勝手はどうしても有料の会計ソフトには敵いません。

この記事の内容

  • 無料で会計ソフトを使いたい
  • 無料と有料で会計ソフトを比較したい
  • 初心者ならどんな会計ソフトを使うべきか悩んでいる方

上記のような方向けに解説していきます。
どうしても無料の会計ソフトを使いたい方」、「どちらを選択すべきか迷っている方」、そしておそらくまだ会計ソフトを使ってみたことがない「初心者の方にはどんな会計ソフトがおすすめなのか」の3点になります。

無料でも複式簿記が対応できる会計ソフトもあります!

無料でも複式簿記が対応できる会計ソフトもあります!

複式簿記にも対応している無料の会計ソフトは少ないですがあります。

その一つが「フリーウェイ経理Lite」です。

主な機能について解説していきます。

完全無料で使える会計ソフト「フリーウェイ経理Lite」

フリーウェイ経理Lite」は完全無料で使える会計ソフトです。

主な使える機能

  • 仕訳形式・出納帳形式での入力
  • 決算書など各種帳票の出力
  • 他のソフトからのデータの取り込み

無料だからといって足りない機能があるわけではなく機能面でも充実しています。

機能面での特徴

フリーウェイ経理Liteは無料から使える会計ソフトです

無料なのに会計に必要な機能はしっかりと揃っているので、お金をかけたくないユーザーには最適な会計ソフトです。

  • 仕訳形式と出納帳形式の2種類の入力方法が選べる
  • フリーウェイ確定申告と連携して確定申告書の作成ができる

無料版のものと有料版のものがあり、有料版では銀行口座やクレジットカードの明細を自動仕訳できたりしますが、無料版にはそういった機能は含まれていません。

必要な取引情報をその都度自分で登録する必要があります

有料会計ソフトとの違い

有料会計ソフトとの違い

有料の会計ソフトにはあって、無料のフリーウェイ経理Liteには無い機能もあります。

利用するならメリット・デメリットについても把握した上で検討したいものです。

月額維持費がかからない

有料の会計ソフトでは月額1,000〜2,000円程度の利用料がかかります。年額にして12,000〜24,000円です。

無料のフリーウェイ経理Liteならそれらの費用が全て無料になるので、できるだけ出費を減らしたい場合には役立ちます。

仕訳は手入力が基本

無料版のフリーウェイ経理Liteは手入力での仕訳が基本です。

有料版になると銀行口座やクレジットカードの明細を自動仕訳が可能です。

有料会計ソフトなら大抵の場合には自動仕訳に対応しています

有料の会計ソフトからなら明細からのデータ取得だけでなく、各種Webサービスの利用状況も取得することができます。

フリーランスや個人事業主がよく利用するようなサービスは網羅しているので、自動取得によって作業効率化ができます。

決算書作成には対応していない

単独では決算書作成まではサポートしていません。

確定申告に向けて確定申告書を作成するには、フリーウェイ確定申告と連携する必要があります。

メモ

残念ながら2021年5月20日でサービスが終了してしまうため、それ以降はフリーウェイ確定申告が利用できなくなります。

サポートは有料版のみ

フリーウェイ経理Liteには基本的にサポートはありません。

電話サポート・メールサポートも月額3,000円〜の有料版のみの機能です。
操作マニュアル、動画説明はありますが、ユーザーサポートはついていません。

PC操作に慣れない初心者には使いづらいかもしれません。

初心者が選ぶなら有料の会計ソフト

初心者が選ぶなら有料の会計ソフト

会計に慣れないなら有料版の会計ソフトを使った方が快適です。

有料会計ソフトのポイント

  • データの取り込みから仕訳、確定申告書の作成まで自動化
  • 使える機能の多様性
  • ユーザーサポートの充実

初心者の場合は簡単に使える会計ソフトであるのも大事ですが、会計の知識に乏しくても作業が効率的に進められるかが重要です。

有料ソフトなら機能が豊富

有料の会計ソフトなら初心者でも簡単に使えるように自動化された機能が豊富に揃っています。

銀行口座・クレジットカードの明細を取り込み自動仕訳するのはもちろん。
利用頻度の高いWebサービス、通販サービスの利用履歴を取り込み自動仕訳することができます。

会計処理はもちろんのこと、キャッシュフローをグラフ化して日々の経営状況を把握することも容易にできます。
確定申告書などの書類までも自動で作成できるので、余計な手間をかける必要がありません。

メールやチャットでのユーザーサポートは当然ついているので、不安になった際も安心です。
利用者が多いのでネットで検索した際に問題解決がしやすいのも安心な点です。

初心者ならfreeeがおすすめ

最後に初心者におすすめの会計ソフトについて書いてみます。

初心者が利用するなら「会計ソフトfreee」をおすすめします
有料になってしまいますが、初心者でも使いやすいように工夫が凝らされています。

他の会計ソフトが使いたい場合でも、他の会計ソフトには他者からのデータ移行サービスがついているので簡単に移ることができます。

freeeの場合にはまだ開業もしていないユーザー向けに、開業支援からサポートしてくれます「開業freee」を利用すると、質問に答えていくだけで無料で開業届の作成や、青色申告承認申請書などの必要書類を作成できます。

freeeだけはスマホでも確定申告書が作成できてしまうのもポイントの一つです。

無料期間があるのでお試し利用してみてはいかがでしょうか?その他にも無料から利用可能な会計ソフトもあるので、比較してみるのもいいかもしれません。

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