公開日:2020/02/13
最終更新日: 2021/12/21

Amazonランキングの仕組みを簡単に解説

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Amazonで商品がどの程度売れているのかを見るにはランキングの変動を参考にします。

しかしAmazonのランキングがどのように決められているのかの正確な情報は開示されていません。

Amazonランキングは、商品が総合的にどのくらい売れているかを示しており、必ずしも同じカテゴリの商品と比較してどのくらいよく売れているかを示しているものではありません。

上記のように正確なランキング決定の基準はわかりませんが、ある程度の変動理由は推測できます。

Amazonランキングの仕組みはシンプルで複雑

Amazonランキングの仕組みはシンプルで複雑

Amazonのランキングにはいくつかの種類に分別されています。

ですが売れ行きを調べるために観察すべきランキングは売れ筋ランキングです。売れ筋ランキング数は商品詳細ページに掲載されています。

売れ筋以外にもAmazonではランキングを公開していて次のようなものがあります。

Amazonランキングの種類が複数ある

Amazonで見ることができるランキングは次の通り。

  • 売れ筋ランキング
  • 急上昇ワードランキング
  • 新着ランキング
  • 欲しいものランキング
  • ギフトランキング

売れ筋ランキングと新着ランキングは1時間ごとに更新され、それ以外のランキングは1日ごとに更新される。

売れている商品を確認するには売れ筋ランキング

商品の売れ行きを見るために観察すべきランキングは売れ筋ランキングです。

1時間ごとに更新され、Amazonの公表している通り商品の販売データを元にランキングが決定される。

基本的には商品が売れるとランキングが上昇し、売れなければランキングは低下していく、販売歴のない商品にはランキングがつかない。

ランキング数の決まる仕組み

Amazonのランキングが決まる正確な情報は公表されていませんがある程度の予測は立てられます。

売れ筋ランキングは1時間ごとに集計される

ランキングを決める集計は1時間ごとに行われる。
しかし集計に利用されるデータには過去の販売歴も反映されている。あまり売れない商品でもランキングが下がる過程は緩やかなカーブを描きながら下落していきランキング変動がなくなると横ばいに推移する。

ランキングはカテゴリーごとに分けられている

Amazon内はいくつものカテゴリーに分かれていて売れ筋ランキングは各カテゴリーごとに決まる。カテゴリーごとに登録されて商品数が違うことから、商品詳細ページを開いた際に掲載されているランキング数だけでは売れ行きを判断できない。

なぜなら、登録件数の多い本やCDなどの場合には数十万位というランキングでも商品は定期的に売れているということもある。しかし商品点数の少ない産業・研究開発用品などはランキング数が高くても売れていないことが良くあります。

ランキングで重要なのは変動数

ランキングで重要なのは変動数

現在も売上の目安に利用されているされているのはランキングの変動数です。

定期的にAmazonの売れ筋ランキングを計測してランキングの推移を記録し、上昇した回数を計測します。

ランキングの計測は1時間に1回行われるため、1時間に1個売れる商品も10個売れる商品も同じようにランキングが上昇するため、販売個数を知ることはできません。

ランキング数だけでは売れ筋商品は分からない

カテゴリーごとに登録されている商品点数が違うため、商品ページに掲載されてランキング数だけでは売れ行きを正確に把握することはできません。

慣れるとある程度売れ行きの予想がつくようにはなりますが、ランキング数だけで商品の売れ行きを予測せず、必ず定点観察した結果を元に売れ行きを予想します。

中古品が売れてもランキングは上がる

ランキングは中古品が売れても上昇します。新品・中古にかかわらず売れ行きを反映するので、商品によっては中古品しか売れていな場合もあるため注意が必要です。

中古品は基本的に1点ものなため、売れれば中古品のセラー数が減少します。ランキングを見る際は必ずチェックするようにしましょう。

ランキング以外の要素にも注目しましょう

ランキング以外の要素にも注目しましょう

ランキングの変動数だけでなくそれ以外の数字の変動もチャックするようにしましょう。

出品者数の変動

先ほども触れたように出品者数の変動からは売れた商品のコンディションを予測することができます。

新品商品が売れているが自己発送・FBAセラー数では変動がないか?
中古品セラーは変動していないか?

商品によっては中古品に需要が集中していてランキングは高くても新品は売れていないこともあります。

新商品や類似商品の有無

新しい型番の商品が出た後や、新規登録された類似商品がより優れていた場合には突如として商品が売れなくなく場合があります。

多くの場合は徐々に売れ行きが下がって行くのですが、供給過多な商品の場合には売りぬけるタイミングを測るのが難しくなります。

横の情報を常に取り入れ、商品需要を図りましょう。